HOME > 「一本棒・丸延し」について

「一本棒・丸延し」について

「蕎麦のソムリエ講座」に、ご参加ご希望の方は、以下をクリックして、申し込みフォームにご記入のうえ、送信してください。

1ponbo.jpg

「一本棒・丸延し」とは

一本棒丸延し.jpg「銀座NAGANO校」の「蕎麦のソムリエ講座」では、麺棒を一本だけ使ってそばを打つ「一本棒・丸延し」の打ち方を練習していただきます。
 「一本棒・丸延し」は、本来の信州そばを打つための技術です。信州では、昔からずっと、この方法でそばを打ってきたのです。
 一本棒の打ち方は、遥か昔から、私たちの祖先が、「家族においしいそばを食べさせたい」「大切なお客さまを、おいしいそばでおもてなししたい」という思いから、そばのおいしさを、最大限に引き出す打ち方を工夫して、子孫に代々伝えてきた技術なのです。
 この「一本棒・丸延し」の打ち方には、そばをおいしくする工夫が、いっぱい詰まっているのです。

 ところが、時代の流れで、一般家庭でそばを打つことが少なくなり、家庭から麺棒が消えていきました。
 祖先から受け継がれてきた大切な技術が、ふと気がつくと絶滅寸前の状態になっていたのです。 
 そこで『蕎麦Web』では、この伝統技術を守るために、「蕎麦のソムリエ講座」で、「一本棒・丸延し」の打ち方を広めることにしたのです。

 『蕎麦Web』は一年に一度、「一本棒・丸延し」の技を習得した皆さんに、信州・戸隠にお集まりいただき、そば打ちの技術を評価する認定会を開催しています。そこで優秀な技術者であると認められた方には、「日本蕎麦伝統技能保持者」として、段位認定を行っています。
 この認定会は、戸隠の有志の皆さんと力を合わせて行うもので、2017年には5回目の「日本蕎麦伝統技能保持者」認定会を開催する予定です。
 この認定会には、アマチュアの方も、プロの蕎麦屋さんもご参加いただけます。
 2016年からは福井県でも認定会を開催していて、2017年には2回目の「日本蕎麦伝統技能保持者、福井認定会」を開催します。

十割そばは、そば打ちの基本です

 十割そばは、生粉打ち(きこうち)ともいいます。
 これが信州そばだけでなく、日本そば本来の打ち方なのです。
 純粋にそば粉だけで打ったそばと、小麦粉のつなぎを入れたそばは、まったく違ったそばになります。当然、純粋にそば粉だけで打ったそばのほうが、味も香りも豊かになります。
 銀座NAGANOの手打ちそば教室「蕎麦のソムリエ講座」で皆さんに練習していただいている「一本棒・丸延し」の打ち方は、起源をたどると、十割そばを、おいしく作るために、開発され、磨き上げられてきた技なのです。
 小麦粉がそばのつなぎとして、まだ使われていなかった時代から、人々はどうしたら、そばをおいしく作ることができるのか、代々、研究を重ね、失敗の中から拾い上げた成功のノウハウを、ひとつずつ次の世代へと伝えてきました。
 その結果「一本棒、丸延し」という、日本そば本来の技が生み出されたのです。この技を使えば、十割そばが、おいしくできるのです。
 銀座NAGANO校の手打ちそば教室で「蕎麦のソムリエ講座」を受講された皆さんは、十割そばを打つための、すばらしい技を身に付けることができます。

 十割そばを打つには、コツがあります。
 その秘訣を「蕎麦のソムリエ講座」で、お伝えします。
 今までに十割そばを打ってみて、「私には、まだまだ生粉打ちは無理だな」とお思いの方も、「十割そばって何?」とおっしゃる方も、どうぞご参加ください。
「蕎麦のソムリエ講座」の手打ちそば教室なら大丈夫。
_DSC8434w.jpg 右の写真は、「初めて十割そばを打ちました」とおっしゃる受講生のそばです。

 「銀座NAGANO校」で、おいしい十割そばを体験してください。


「蕎麦のソムリエ講座」に、ご参加ご希望の方は、以下をクリックして、申し込みフォームにご記入のうえ、送信してください。


1ponbo.jpg


そばログ

Topics

「おいしいそば産地大賞2020」グランプリ発表 !

2020年1月26日と29日、東京・南青山において、「おいしいそば産地大賞」の鑑定会が開催されました。 審査員は、日本全国から集まった蕎麦鑑定士50人。蕎麦鑑定士養成講座を何年も受講して、そばの味に精通したスペシャリストたちです。 4級から1級、さらにその上の特別級の蕎麦鑑定士が、厳選したそば産地の...