蕎麦が大好きで、おいしい蕎麦を作る仕事に打ち込みたいのだけれど、どうしたらそれができるのか、わからないという方。あるいは、自然の豊かな信州に移住して、そこで自分の力を思う存分発揮してみたい、という方。チャンスです。
長野県の南相木(みなみあいき)村が、あなたを待っています。
南相木村では、村を元気にするため、蕎麦が大好きな若い人を募集しています。
この村に住んで、村の人たちと力を合わせて働いてくださる方は、村がバックアップします。
やる気さえあれば3年間は「地域おこし協力隊」として村の臨時職員に採用。「故郷ふれあい公社」へ出向となり、蕎麦に関する仕事をしていただきます。
3年後は「そば生産組合」か「故郷ふれあい公社」または、南相木村の職員として働いていただきます。
また、本人の意欲しだいで、村内に蕎麦屋を出すことも夢ではありません。
あなたが心に描いていた夢を、南相木村で実現させてください。
南相木村は、長野県の南佐久郡にあります。
地図上でいうと、軽井沢と八ヶ岳を結ぶ線の途中といったあたり。
住民1,000人ほどの、山間の村です。
江戸時代、信州の相木は戸隠と並び、日本一のおいしい蕎麦が穫れる場所として、江戸の蕎麦通、憧れの土地でした。
相木で栽培されたソバは、甲斐国(かいのくに=山梨県)などを経由して江戸に運ばれました。信濃蕎麦として、江戸の蕎麦屋で売り出された相木の蕎麦は、蕎麦通の垂涎(すいぜん)の的だったのです。
古文書に蕎麦処として名前が残る戸隠は、今も日本一の蕎麦処として、多くの蕎麦好きの人で賑わっています。
ところが、戸隠と並び称された相木は、江戸時代、それほどの名声があったことさえ忘れられ、今でも山間の静かな村のままです。
しかし、この歴史ある土地には江戸時代と同じく、おいしい蕎麦が育つのです。
南相木村の人たちは、このおいしい蕎麦を、このままにしておくのは、もったいない。もう一度、南相木を、戸隠と並ぶ蕎麦処として復活させようと決意しました。
お年寄りたちが伝える蕎麦の食文化を掘り起こし、南相木の伝統をよみがえらせる活動を開始しました。
そして、村にわずかに残る在来種「相木在来(あいきざいらい)」を大切に育て、日本一のおいしい蕎麦を、この村に来た人たちに食べてもらおうと「江戸の相木そば復活プロジェクト」を立ち上げたのです。
南相木村の人たちは今、全力をあげて、日本一おいしい南相木の蕎麦の復活に取り組んでいます。
その活動を『蕎麦Web』が、お手伝いしているのです。
村の人たちの志に賛同し、南相木村に住んで、蕎麦好きの人たちに喜んでいただけるような、おいしい蕎麦を作りたいとお考えの方、下のアイコンをクリックして、メールでお申し込みください。
そのメールが、あなたと、南相木村の人たちに、幸せを運ぶ便りになることを願いつつ、お申し込みをお待ちしています。
【申し込み先】
江戸の相木そば復活プロジェクト事務局
南相木村そば生産組合 事業部長 中島
南相木村は豊かな自然に囲まれ、人々が助け合って暮らす村です。