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『上野藪蕎麦』鵜飼良平さんの受章祝賀会が開催されました

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 江戸の蕎麦打ち名人として知られる『上野藪蕎麦』の鵜飼良平さんが、平成27年秋の叙勲で、「旭日中綬章」を受章され、その祝賀会が平成28年3月2日、東京・帝国ホテルで、関係者、約600人が参加して、盛大に開催されました。

 鵜飼良平さんは、明治25年創業の「上野やぶそば」の三代目として生まれ、高校時代「かんだやぶそば」で開かれた「藪睦会」の研修会で「蓮玉庵」の先代・澤島健太郎さんに「江戸そば」の打ち方を学びました。
 大学を卒業した後、京橋の「薮伊豆総本店」で3年間修行。「かんだやぶそば」「並木藪蕎麦」で半年ずつ修行し、昭和36年に「上野やぶそば」三代目を継承しました。

鵜飼さん受章.jpegのサムネール画像

 昭和50年から麺類業界の役員を歴任し、今日まで40年の長きにわたり、麺類業界を始めとする生活衛生業界及び食品衛生業界の興隆発展に献身的に尽力されました。
 東京都麺類協同組合理事長、東京都麺類生活衛生同業組合理事長、一般社団法人 日本麺類業団体連合会会長、全国麺類生活衛生同業組合連合会理事長、一般社団法人 日本蕎麦協会会長、一般社団法人 東京都食品衛生協会会長、公益社団法人 日本食品衛生協会理事長の要職を歴任し、活躍されています。

 自己犠牲をいとわない強い信念を持って、業界の発展に尽くしてきた功績が認められ、平成27年11月3日、日本国天皇陛下より「旭日中綬章」を受章しました。
 「旭日中綬章」は、蕎麦の業界では初めての栄誉です。


(本文及び鵜飼さんの写真は「鵜飼良平氏 旭日中綬章を祝う会」の資料を使用しました)

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