日本蕎麦の伝統を守る『並木薮蕎麦』の建物が、建て替えられることになりました。
でも、ご安心ください。
外観も内装も、ほぼ現在と同じように再建されます。
木造の外観も、暖簾をくぐって店内に入った土間の踏み心地も、まったく同じです。建て替えの相談をしたときに、業者さんからは折角の機会だから8階建てにしませんかとの提案もありました。
しかし主人の堀田さんは「蕎麦屋ですから、二階建てでいいんです」と答えたそうです。
昔の良いものを守り続けるには、高い志が必要です。
ぜひ、並木さんを応援してください。
建て直しに伴い、しばらくお店はお休みになります。
その期間は3月1日から10月いっぱい。
しばらく食べられなくなる「並木のざるそば」を、2月中にぜひ味わってください。
新しい建物は、雰囲気は今のままで、トイレはバリアフリーになって、とても便利になります。
『並木薮蕎麦』の記事は、『蕎麦Web』9号に掲載してあります。