今年も信州・戸隠に、一本棒の蕎麦打ち名人たちが集まってくれました。日本蕎麦伝統技能保持者、講習会開催のご報告です。
『蕎麦Web』主催、日本蕎麦伝統技能保持者の講習会を、6月26日に信州戸隠で開催しました。信州蕎麦の伝統である「一本棒・丸延し」による、蕎麦打ちの技術講習会です。信州を始め、東京、茨城、千葉、埼玉、群馬、静岡、兵庫など日本各地から、蕎麦を愛するたくさんの方が、ご参加くださいました。
「一本棒、丸延し」の打ち方は、信州を始め、福井、出雲など、蕎麦処として名高いほとんどの地域で行われてきた伝統の技です。地元の蕎麦粉のおいしさを、最大限に引き出す、優れた技術なのです。
6月26日、戸隠の講習会では、蕎麦打ち名人である『戸隠蕎麦 山口屋』の山口輝文さん、『戸隠日和』の山口茂さん、『鷹明亭 辻旅館』の辻 明紀さんが、講師をつとめてくださいました。
ご参加くださった受講生の皆さんは、おいしい蕎麦を味わい、親しくなった仲間たちと、清々しい風の吹く戸隠高原の散策を楽しんでいました。
再び、蕎麦好き仲間が集まってチャレンジする「日本蕎麦伝統技能保持者」の認定会は、10月2日(金曜)です。
約3ヶ月間、練習を積み、一本棒、丸延しの達人になって、また戸隠でお会いしましょう。
『蕎麦Web』片山虎之介
日本蕎麦伝統技能保持者 認定会 へのお申し込みは、こちらから