HOMEMagazine2011年蕎麦Web博覧会パビリオン > 福島県のパビリオン

04824.jpg

福島県は安全な食を守るため、このように取り組んでいます。

東京電力福島第一原子力発電所の事故による影響を、福島県のソバが、どの程度受けているのかということと、福島県がどのような対策をとっているのかをご説明します。

福島県はソバの作付け面積では全国第3位、収量では全国第4位という、大生産地です。
福島県では独自に、県内で獲れたソバのモニタリング検査を実施しました。
その対象区域は「警戒区域」と「計画的避難区域」を除く市町村のうち、食用に供する目的でソバの栽培が行われている地区です。

具体的には、福島市、郡山市、須賀川市、喜多方市、会津若松市、田村市、下郷町、北塩原村、西会津町、会津坂下町、湯川村、柳津町、三島町、会津美里町、鮫川村、三春町、川内村です。

検査結果は、すべての地域で、ヨウ素-131については、検出されませんでした。
セシウム-134とセシウム-137は、数カ所で微量の数値が検出されましたが、これは国の暫定規制値(セシウム-134、セシウム-137などの合計で500Bq/kg)を大幅に下回るものです。出荷規制の対象にはなりません。

以上は、夏ソバについて行われた検査の結果ですが、秋ソバについても同様の検査が実施されます。
このように厳格な検査態勢が敷かれていて、問題が発生した場合には出荷は規制され、そういう食材は市場には流通させないようになっています。

福島県は、昔から蕎麦とのかかわりが深い地域で、地元ではソバの生産者以外にも、蕎麦にかかわる仕事をしている人が、とても多いところです。
県民の蕎麦に対する思い入れも強いので、蕎麦が被害を受けると、福島県の方々にとっては、大きな心の痛手となります。
どうぞ風評に惑わされず、冷静に検査結果をご覧になって、ご自身のご判断で福島、会津を応援してあげてください。

(福島県のホームページへリンク)
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon230719-21c.pdf

そばログ

Topics

「おいしいそば産地大賞2020」グランプリ発表 !

2020年1月26日と29日、東京・南青山において、「おいしいそば産地大賞」の鑑定会が開催されました。 審査員は、日本全国から集まった蕎麦鑑定士50人。蕎麦鑑定士養成講座を何年も受講して、そばの味に精通したスペシャリストたちです。 4級から1級、さらにその上の特別級の蕎麦鑑定士が、厳選したそば産地の...