美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

このお店の初訪は、数年前にほかの業種のお店へ行った時に満員なため、さてどうしょうと思っていた時にたまたま近くに見つけました。
大府市内からは少し外れたエリアと思しきところに立地しており、地元の方には知られたお店のようでした。入口の隣に蕎麦打ち部屋があります。
メニューを見ますと、そばは１-９そばがベースで、無論生粉うちも入っていますし、別メニューで超粗挽き粉を使った「ザあらびき　極」と書いてあります。一目見てともかく蕎麦打ちに熱心な取り組み姿勢が感じられます。
今日は、「あらびき　極」と「十割ざる」と「そばがき」を注文。わさびは自分でひくように本わさびと鮫皮のついたおろし板がついています。
「あらびき　極み」は緑色を帯び、麺の表面から粗い粉が見受けられますが不思議にもザラザラ感があまり感じられず、のどごしは汁との絡みもよくスムーズに入っていきます。
「十割ざる」は黒っぽいそばで、少しざらつき感や歯ぬかりがあり、餅のような粘り気が少しあります。盛り付けはいいのですが、器が少し小さいというか量が多すぎるのか・・・・。

「そばがき」は餅のような粘り気があり、とろろ芋のようなつるつる感があった。粗挽きの粉を使っており舌に残るザラザラ感があるが気にはならない。
硬さも丁度よい。

辛汁は「あらびき　極」、「十割そば」との絡みもよく、そば湯で飲んだ時も大変美味しさを感じる。