このお店は、スタートは名古屋市郊外の住宅街にあり、そこで3.5年ほど営業して当地に出てこられ7年目となります。今の立地は、繁華街からは少しハズレ:とは言っても地下鉄の最寄りの駅から徒歩5分ほどでOK:どちらかというとビジネス街にあります。そのためか蕎麦のメニューは、いろんな方に対応出来るようにバラエティに富んでおり、サラリーマン向きの酒の肴も多い。
お店の入口に蕎麦打ち場と製粉機があり、石臼が回っていました。 店頭には春の野菜の天ぷらがPRされています。
店内は、場所柄サラリーマンが打ち合わせのムードで飲みやすいように、パーテーションで適宜な人数スペースに区切りができるようになっている。 お昼は、禁煙で長時間いてもそばをひたすら楽しめますが、夜はサラリーマンが多く一杯飲んでタバコもというスタイルが多いようで、最後にそばをタグる形が多いとのこと。
今日は、そば前酒もということで、その肴は、そば豆腐、春野菜の天ぷら、出し巻き、炙り鴨肉を注文。
そば豆腐は、食べやすいように小口に切ってあります。春野菜の天ぷらは、ふきのとう、タラの芽、こごみ、せりなどがアツアツで出てきました。だし巻きは、出汁がしっかりと効いており、炙り鴨肉は脂が取ってあり、油物の取りすぎに心配することなく、美味で食べやすかった。
薬味のわさびは、お客が擦るようになっています。さて、本命のお蕎麦ですが、今日は、北海道産と長野県産をミックスして自家製粉にて製粉したものを使っていました。
どちらかというと細かめに挽いてのそば粉で、十割と2-8そばを構成していますが、文字通りのそばの3タテが実現し、いただけます。そばそのものはほんの少し星を入れてありますが色は薄く、細めに端正に切り揃えてバラつきがなく、盛り付けもふんわりと瑞々しく輝いています。
さて今日のお蕎麦は、10割、2-8ともさほど香りは漂いませんでしたが、この香りの点はどうも今年のお蕎麦は共通にそのように感じます。
2~3本口に入れ、少し食みますとその時になって香りがはじけ、口中に広がります。次いで汁を少し舌を湿らせ、再度2~3本口中に入れますと、かつおをベースにした旨みが広がりました。肴で頂いた炙り鴨肉が美味でしたので、次回は、鴨そばを頂いてみたく思います。
使う玄そばは、さほど一定していないようで、その意味では色々なお蕎麦が楽しめますが、庵主としては、やはり店主がこれと思う玄そばで固めたほうが良いのではと思います。
店名 | 手打ちそば 創愿 |
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電話番号 | 052-951-1226 |
住所 | 名古屋市中区丸の内3-7-25 |
アクセス | 市営地下鉄 久屋大通り下車 1番出口より徒歩5分 |
営業時間 | 昼11:00~14:00 夜17:00~22:00 土曜日 11:00~15:00 夜 17:00~20:00 |
定休日 | 日曜日 祝日 |
平均的な予算(昼) | 1000 |
平均的な予算(夜) | 3000 |
予約 | 可 |
クレジットカード | 可 |
個室 | 無 但し パーテーションで区切ることができます |
席数 | 机 7台×4人=28人 カウンター10人 |
駐車場 | 無 |
禁煙 | 時間帯禁煙 |
アルコール | 有 (日本酒、焼酎、ビール) |
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