美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

平成16年に工場の２階に本店を開店し、平成19年には新社屋をたて、現在は支店を３店構える名古屋では一番元気なお店です。

立地は工場街の中で、決していい方ではないのですが、今では駐車場も広げて千客に対応の布陣を敷いています。

お店の立ち上げ以来、店内に蕎麦打ち場を構えて店用のお蕎麦の手打ち蕎麦の供給基地だけではなく、幾多の弟子の養成にも力を入れています。

今回は久しぶりの訪問ですが、メニューが充実し季節に合わせた「そば会席」が月ごとに変わります。   　　

今日は2-8と十割の「ざる蕎麦」と「蕎麦掻き」、「さくらエビのかき揚げ」を注文。

最初に蕎麦掻きが出てきましたが、星が混じった蕎麦粉がやや柔らかめですがしっかりと掻かれ、もっちりとした感じで出来ています。薬味に山葵と大根おろし、しょうがの３品が添えられ、いろんな味が楽しめるようになっている。

2-8と10割のざる蕎麦は、いずれも細めですが角がしっかりと立ち香りも残し、このお店の特徴である星がいずれにも残っていました。

辛汁が2-8、10割用と別々に用意され、十割用がやや甘めに、２-８用がやや薄めに作られていましたが、どこのお店にもありがちな鰹の匂いがなくすっきりとした味に仕上がっていました。

さくらエビのかき揚げは、このお店の名物と言えるもので大と小の２種類ありますが、掻揚げリングを使って小タイプで５cmほどの高さで揚げています。

兎も角、名古屋で元気のあるお蕎麦屋さんです。