カーナビが無いとたどり着けない畑地帯をひたすら走ると見落としてしまいそうな小さな看板、看板には店名と矢印だけの案内に従い畑のど真ん中に普通の民家にたどり着く。古民家を改造した家ではなく離農した民家をそのまま使い店として改修しただけ。靴を脱いで通された十六畳敷きの和室の縁側から見える景色は北海道そのもの、知り合いの農家にお邪魔したような雰囲気のなか、ひと際ビバイロ岳が美しい日高山脈を背にそばを待つ。
地域の生産農家から玄そばを直接仕入れ、磨き、選別、脱皮、石臼製粉のすべてを地下室の工房で自前で賄っているのだそうだ。
そば粉8に対してつなぎ(小麦粉)2の割合で、日高山脈からの伏流水を使用して打っている二八そばのその割合は時期に応じて変わる。
細い麺と太い麺のいずれかを選択でき、細い麺でもりそばを注文した。
テーブルにきた途端にそばの香りが漂う、早速そば2本ほどをそのまま味わってみることにした、やはり想像以上にそばの風味が口のなかに広がるのが分かる。だだっ広い場所がらなのか余計な臭いを発生する媒体が近くに無いことがそうさせているのだろうかとおもんぱかる。
スルスルと喉を通り、鼻に抜けるそばの香りが心地よい。つけ汁はやや薄めの甘味がそばとの相性をより深めさせている。そばのなかのそばを食べたとの印象を強くさせていただきました。
店名 | 蕎麦の里 びばいろ |
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電話番号 | 0155-62-7970 |
住所 | 北海道河西郡芽室町北伏古南12線26 |
アクセス | JR芽室駅から車で20分 |
営業時間 | 昼/11:30~15:00 ただし無くなり次第終了 夜/予約のみ営業 |
定休日 | 金曜日(祝日の場合は営業) |
平均的な予算(昼) | 1,500円 |
平均的な予算(夜) | |
予約 | 可/夜のみ |
クレジットカード | 不可 |
個室 | 無 |
席数 | 可/夜のみ |
駐車場 | 有/10台 |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | 有/ビール、そば焼酎、日本酒 |
ホームページ | http://homepage2.nifty.com/sobaya/ |
42.8741949,143.08543959999997