HOME「蕎麦鑑定士」受講生レポート北海道 > 知人の家でそばを味わう・・・。

手打ちそば処 一晴庵(北海道

知人の家でそばを味わう・・・。
レポート提出者:北の二番粉さん

隣街の帯広市のベットタウンとして、北海道の町で一番人口の多い発展途上の音更町(おとふけちょう)。その住宅5-1一晴庵・もりそば.JPG街に平成23年の夏に開店した店主名の一晴(かずはる)から採った「一晴庵」。本当にそば屋さんがあるのかと探さないとお店に気づかず通り過ぎてしまいそうなごく普通の一軒家。知人の家に遊びに行くような感覚で玄関の呼び鈴を押す「ごめんくださ~い」、向こうからは「どうぞ~」と返答があり、靴を脱いでお邪魔する。これまたごく普通の居間(ダイニング)にリビングテーブルが2台、室内のスピーカーからは店主の趣味のモダンジャズの音楽がながれ、片側の壁面が本で埋め尽くされている。

 店主は手打ちそば研究会を立ち上げた方で、この十勝地方で手打ちそばを普及させた重鎮の一人として古くからそばの愛好者から慕われ、店主のそば講習を受けてそば店を開5-2一晴庵・店内.JPG業した方も居るほど。

 お品書きにはもり、冷かけ、温かけ、かしわそばの四品、いずれも400円かしわ500円と値段だけで驚く。井げたのセイロに盛られたそばは淡褐色を帯びた細めながらも箸で持ち上げるとしゃきっとして香りが漂う。

隣町の製粉所でロール挽きした地元産のそば粉と同じ製粉所でロール挽きしたこれも地元産の小麦粉で、ニ八の割合で開店間際に手打ちしている。

 素直な喉越し感がたまらなく好く、そば独特な香りを乗せて鼻に伝わる。つけ汁は半生返しで風味の好い辛汁仕立てがそばを引き立てる。5-3一晴庵・外観.JPG

 食後にコーヒー(100円)をそば湯で割りながら飲むのも格別、店主とのそば談義は時間を忘れさせる、地域住民の憩いの場所であり、また知らない者同士のサロンとなっている。

 

 

【写真の説明】

5-1 「もりそば」薬味は山ワサビ、ねぎ

5-2 本を貸し出しているのでそばを食べた後は読書でもしましょうか。

5-3 ごく普通の民家がそば屋さんなんです。

 

店名手打ちそば処 一晴庵
電話番号0155-31-7095
住所北海道河東郡音更町柳町北区24番地7
アクセスJR帯広駅から車で30分
営業時間昼 11:30~14:00(一日10食売切れ次第終了)
定休日毎週土、日曜日(都合により休むこともある)
平均的な予算(昼)500円  
平均的な予算(夜)
予約
クレジットカード不可
個室
席数12席
駐車場有/4台
禁煙禁煙
アルコール
ホームページ
42.97642980000001,143.21661159999996

レポート提出の都道府県

レポート提出者