美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

　五月晴れの日、旭川から車でドライブと観光とそばを兼ねて出発しました。約一時間で滝川市江部乙町に到着、この時期は菜の花で一面の町で、写真を撮りながら１時間滞在！多数の観光客も菜の花に見入っていました。江部乙から車で約１５分滝川市内に入ります。ここからは日本一長い直線道路（２９．２ｋｍ）に入り、約３０分でからまつ園本店に到着します。ちなみに６月にこの道路で若者の車２台での暴走による大事故が発生し、全国ニュースにも数日放送されました。

　からまつ園の佐藤正光氏は、素人そば打ちの段位審査員をしており、お蕎麦にはこだわりを持っている方です。

　特に「安心」を第一に、蕎麦粉は、全て無農薬の浦臼産ぼたん蕎麦を、手打ちしています。また、つゆにも、もり蕎麦は、辛汁、その他の冷たい蕎麦は、北海道人好みの麺をたっぷり汁につけて食べられます甘口に仕上げています。その比較をしてみたく、私は、もり蕎麦と天ざる蕎麦を注文。

　

　麺の太さは両者共、中太の少々平麺ですが、ぼたん蕎麦の甘さを生かした麺に仕上げてあり、コシもあり活き活きした麺です。
　もり蕎麦の汁は、かつお風味の辛口で麺にからみ、蕎麦を食している感が楽しめます。天そばの汁は、味醂が生かされ確かに、甘口の仕上がりで、天つゆにも兼ねる出来だと感じました。
　天ぷらは、大きなエビ２匹、かまぼこ、椎茸、カボチャ、茄子で構成されており、そば前にはＧｏｏｄと思いましたが、もちろん車での来店ですので飲めませんが！薬味のネギなどは多く、蕎麦湯も濃く、そばの余韻を楽しめました！

　旭川への帰り道、砂川の銘菓、北菓楼で名物のジャンボシュークリームをお土産に購入して、帰宅。楽しんだ一日を過ごせました。

　最近、ぼたん蕎麦は空知地方でしか食べられなくなりましたので、空知においでの際は、是非、食べて見て下さい。

　通販もしていますのでご希望の方は、お試し下さい。