美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

のどかな田園風景の中ポツリと佇むそば処、民家の様な店内は、ゆったりと席が設けられ落ち着ける雰囲気。店内には能面が架かり、野の花が飾られていました。聞くところによると店主は現役の能面師で、こだわりの蕎麦屋さんでした。

開店早々に入店しましたが、既に先客４組の熟年カップル８名のお客さんがありました。まず、あげそばと蕎麦茶が運ばれてきました。妻と二人で、せいろと田舎そばを注文、待つこと6,7分趣のある木の器に盛られた蕎麦が運ばれてきました。

まず、せいろ、2、３筋をつまみ口の中へ、ほのかな蕎麦の香り、適度な歯ごたえ、次に蕎麦つゆをつけて食べるみる、そばの香り、つゆの香り、歯ごたえ、そしてさらりとした喉越し、大変、美味しい。蕎麦の色、白度は７０％位、つけ汁は関西風味のかすかな甘味。次に、田舎そば、同じく2､3筋つまみ口の中へ、口一杯に広がる蕎麦の香り

せいろより少し太めの田舎蕎麦、香りはせいろより数段強く、歯ごたえ、十分、喉越し申し分なし、うまい。蕎麦の色、白度は３０％位の黒み。

お隣の席で余りに美味しそうに食べている釜揚げ、冬の限定メニュウー、追加で注文してしまいました。

釜揚げの如く、蕎麦湯のままの温麺、暖かい蕎麦つゆ、蕎麦つゆの中に、ゆずが2,3かけ。急ぎ2,3筋を、蕎麦つゆをつけ口の中へ、美味しい、ゆずの香りが鼻をくすぐり、暖かい蕎麦つゆ香り、そして味わい蕎麦、これも絶品でした。麺は細切り、伸びないように慌てて麺をすすり、一瞬の出来事でした。

蕎麦は、長野産と福井産を使用、この度は長野蓼科産を使用。

①  お店の外観

 

 

 

 

 

 

②  座ると揚げ蕎麦と蕎麦茶

 

 

 

 

 

 

③  せいろ

 

 

 

 

 

 

④  田舎そば

 

 

 

 

 

 

⑤  釜揚げ