美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

毎日、毎日自家石臼でそばを挽き、酒処、灘の宮水で捏ね上げる蕎麦店。

白を基調にした、おしゃれな店内は洋風レストランの趣、大きな窓ガラスは明るく、キッチンもオープンスペースで清潔感が漂う。開店５分前に入店、店長さんは最後の蕎麦切り中。既に常連客か、男性２名がメニュウー無しでオーダー。私はメニューをじっくり拝見、更にしばし考え、せいろ（生粉打ち）を注文。

待つこと８分位、つやつやとした蕎麦が運ばれて来ました。

先ずは2筋3筋つまんで口の中へ、歯ごたえ上々、そして柔らかい、甘い蕎麦の香りが口中に広がります。同じ事を、２、３度繰り返し香りと歯ごたえを楽しみました。次はお塩、目の大変細かい塩をパラパラと麺にかけます、麺の香り、蕎麦の甘味が楽しめました。次はいよいよ蕎麦つゆを付けてすすります、蕎麦の角が立ち喉越し上々、蕎麦つゆは、関西風の優しい辛さ、歯ごたえ、香り、喉越し期待通りで美味しい。更に次は薬味を加えます、薬味はおろしたワサビ、とおろし大根とおろしワサビを混ぜたもの、ワサビが香ります。４種類の食べ方で蕎麦の美味しさを堪能しました。ちなみに今回は広島産の蕎麦粉でした、近い内に、玄引きの蕎麦も是非食べてみたいと考えております。

 ①  ふくあかりの店内

 ②  つやつやとした生粉打ち蕎麦

 ③  せいろ生粉打ち