美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

新婚旅行で京都に行きました。京都には何度か行きましたが、京都まで来てお蕎麦？と、正直今まで蕎麦屋に入ったことがなかったのですが、親の強い勧めもあり調べて行くとオープン前からサラリーマンの行列が...。駅から地下を通ってそのまま行けるので良いのですが、知らないと絶対わからないだろうという場所なのにこの行列！？

店舗外にはショーケースに店主の賞状や木鉢などがあり、「京都最初の手打ち蕎麦屋」・「現代の名工受賞」・「定休日の手打ち教室」とか、誰が見てもすごいお店なのがよくわかるようになっていました。

店内はとてもきれいで新しく、現代的なお店です。すぐに目に入ったのがカウンター前に置かれた冷蔵ケースと天ぷら台！注文が入るとケースからネタを出し、目の前で揚げて蕎麦と一緒に盛り付け！手打ち場もよく見えます。すべてオープン（開示）して料理を作る姿勢にすごい感心と安心感を覚えました。食べる前から視覚で楽しませてくれるお店です。

注文したのは、二八の天ざるそば。そば粉は国内産にアメリカワシントン州産を混ぜていると壁に貼ってありました。色は白っぽく艶があり、細めに打たれた蕎麦の喉越し・コシの強さがとても良く、量も適量。
蕎麦汁は、関西だからやっぱり薄口？と思いましたが、意外にも関東と同じ濃口醤油のちょっと辛めな汁なので驚きました。

この時期は、蕎麦粉としては非常に悪い時期になると思うのですが、蕎麦粉の質と管理を徹底しているのか、東京でもなかなか味わえないバランスのいいお蕎麦でした。人気の高さがよくわかりました(^.^)

【写真の説明】

二八の天ざるそば　１３８０円

店舗内カウンター（目の前で天ぷらを揚げてくれる）

入り口正面