美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

　自家栽培と、地元の小さな集落のそば粉を使用して、完全手打ちで提供している。打つ水も、近くの山から出てくる湧水を利用している。

　玄そばは、石臼で丁寧にひいているため、のど越しが良く風味が良い。昔懐かしい信州の手打ちそばここにありとは、３０年近く、この場で手打ちをしているご主人の言である。

　また、つゆは、かつお節の厚削りと、煮干し、シイタケ、北海道産の昆布を使用していて、しょうゆベースは、地元の本醸造醤油がベースで田舎風の味に仕上がっています。コクがあって、田舎そばには、非常に相性がいいと思います。

　部屋の中は、民家そのもので、六畳二間が客室で、それぞれにテーブルが置いてある。

　メニューはそれほど多くない、店は小さいが、個人の観光客に人気の穴場スポットである。近くにある準公営（かやぶきの館）の蕎麦との味を比べに訪れるお客様も多いそうである。

　ご主人は、狩猟の関係からアマチュア無線も趣味としておられ、昔はその筋でも有名だとかお聞きしました。狩猟は現在されていないようですが、されていれば「ジビエ」でも、商売になるのかな？