山麓線から脇道に少し入った赤松林に囲まれた和風の重厚な建物を構えています。
入口には大きな門があり、すぐ隣が駐車場で普通車50台、大型バス3台が駐車出来ます。
以前ある企業の別荘として使用されていた建物をそば処に転用されたそうです。お宿も隣接してありとにかく規模が大きい。オープンは丁度3年経ったところですと店員のお話。
店内に入ると、受付正面に「商標登録 十一割そば」の大きな看板が目に入ります。店員に席へ案内される。黒塗りの重量感あるテーブルである。
沢山のメニューから、看板の石挽き十割そばの並もりと地場野菜のかき揚げてんぷらを注文する。温かい韃靼そば茶と北アルプスの冷水はセルフサービスである。
しばらくして、かき揚げ天ぷらが運ばれてくる。ボリュームたっぷりである。塩を付けて頂く。熱々、サクサクの天ぷらを賞味していると、そばが運ばれてくる。
定員が、当店の蕎麦は十一割そばですので、焙煎香味韃靼そば粉(十一割そば粉)をおそばにかけて召し上がって下さいとのことで・・・びっくり。
この店のそばは、地元産の玄そばを石挽きした十割そば。蕎麦は色つやがとても良く、麺はやや細めで星もかなりあり食欲をそそります。
まずは何もつけず食べてみる。そばを口に入れると麺がとても冷たい。北アルプスの伏流水でしっかりと締められてコシがあります。かむほどにそばの香りも口の中に広がります。
冷たい麺をそのまま飲み込んでみる。のど越しの食感が実にいい。何回かのど越しを楽しむ。次に、小鉢に入った十一割そば粉をそばに振り掛け、からめて食べてみる。焙煎された韃靼そばの実のポリポリとした食感とそば粉の香りがそば自体の風味と合わさって今まで食べたことない味わいである。
つゆは少し甘みを感じますが、出汁(カツオ、昆布)とかえし(秘伝のたまり醤油)とのバランスが絶妙なのか、コクと旨みがとても素晴らしい。
そばとの相性も良い感じです。そしてなによりも冷たいそばののど越しが堪能出来ました。薬味は、穂高の本わさび、ネギと大根おろしが添えられていまです。山葵を摺って蕎麦と絡めて食べてみる。山葵の辛みが蕎麦にマッチングしてとても美味しい。
締めに、そば湯にとネギと大根おろしを入れて頂きました。今回は、珍しい十一割そばを食味したこともあって並みもりそばは瞬く間に食べ終えてしまった。
並みもりでは少し物足りない感じでありましたが、野菜のかき揚げ天ぷらがボリュームたっぷりでしたので、十分満足いたしました。
次回訪れる時は、城主が3年間かけて執念で開発された「十割割そば」(商標登録)を大盛りそばでじっくり賞味してみたい。店内の重厚な雰囲気でゆったりとそば料理が堪能出来ます。
大規模店だけに、メニューも豊富。団体客、グループ、家族、夫婦、カップル等楽しめます。夜も楽しめそうですが、予約が必要。
店名 | 石挽き十割そば 穂高城 |
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電話番号 | 0263-84-5100 |
住所 | 長野県安曇野市穂高有明2177-23(穂高温泉郷) |
アクセス | 長野自動車道安曇野ICより約12キロ・20分 JR大糸線穂高駅下車・タクシ―にて約10分 |
営業時間 | 昼11:00~15:00、夜[完全予約制]17:00~21:00 |
定休日 | 火曜日 |
平均的な予算(昼) | 1200円 |
平均的な予算(夜) | |
予約 | 可 |
クレジットカード | 可 |
個室 | 有 |
席数 | 約50席 他に団体用の宴会場 |
駐車場 | 普通車50台 大型バス3台 |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | 有 日本酒、ビール、焼酎 |
ホームページ | http://www.u-in.jp/hotaka |