美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

　今回の食事は霜月の膳という和食のコース食で、食前酒からデザートまで10品をいただく。見事に飾られた前菜は色合いから高さの表現、素材を生かした食材の数々にただただ驚かされた。

　風格のある食事会場と賓のある机、装飾品の数々などにマッチした料理の数々に私達の仲間も大感激のコース料理であった。

　そばに関しては、細めの更科蕎麦であるが、甘皮が綺麗に挽けており香りと甘みを楽しませてくれた。びっくりするほどにしっかりした蕎麦は今まで私は経験したことのない蕎麦であった。宴会の締めの蕎麦でありながら、１８０ｇはあったと思われる量であったが大変美味しくしっかり食べきってしまった。

　デザートの蕎麦プリンは人気の逸品とのことで私どもの仲間の間でも高い人気があり、蕎麦屋でプリンがしっかりと受け入れられていた。
　とにかく何を食べても満足の料理であった。話を聞くと料理で売っている有名旅館で勉強してきた板前さんとのこと。納得しました。

　残念なことですが、会席の会場から食事の雰囲気、料理のサービススタッフと賓があり写真が撮れなかったのが残念でした。