一軒家。住宅街にあるご自宅1階部分を店舗に。まず知っていないと絶対に来れない場所にある。店内には、自作染付磁器が展示されている。テーブルやいす、店内の造りや装飾は洒落た落ち着いた雰囲気を出している。
ここの蕎麦はとても個性的だ。石臼自家製粉 味・香り・そして噛む 超粗挽き十割蕎麦とある。そう、ここの蕎麦は、噛んで食べるのだ。
盛り蕎麦は4種類ある。十割の粗挽き普通、中太、かなり太め、そして丸抜きの白蕎麦。
そして、こちら推奨の食べ方は・・・まず、そのまま、次につゆをつけて、その次には、塩をつけて、あとは、さしみ醤油を付けてお召し上がりください、とのことだ。テーブルには、さしみ醤油(島根県平田産)、岩塩と「またいちの塩」が置かれていた。
今回私は、一番細い麺の普通盛(900円)と、かなり太めの少盛(500円)、そしてハートランドビール(500円)を注文した。注文から提供まではそれほど時間はかからなかった。
瓶に入ったハートランドビールとグラス、つゆの入った蕎麦猪口、次に、細い麺の普通盛が運ばれてきた。ワサビやネギなどの薬味はない。(頼めば持ってきてくれる。)細いといっても他店と比べると太いように思う。テーブルに置いてある塩を振っていただく。蕎麦の風味が、がつんときて粗い感じがとてもいい。
次に太麺がきた。青ネギが少しばかり散らしてある。これは、さしみ醤油が合うと思いますよ、とご主人。いうなれば、そば刺しのようなもの。でも形状が通常のそば刺しとは違って平たくはない、ただ普通の蕎麦の太い版。なので、口当たりやのど越しも蕎麦刺しとはまた違うもの。ごつごつした粗野な味わいが個性的でおもしろい。
つゆは、甘めに感じるが風味もある。
お店推奨の4種類の食べ方を楽しんだ。このいい意味での粗野な蕎麦は、つゆというありきたりな食べ方よりも、蕎麦そのまま、もしくは塩でいただく方が合うと私は感じた。
蕎麦湯は、ひとり分を蕎麦猪口に入れて持ってきてくれた。とても濃厚で粒のような柔らかい固形物のようなものも入っていた。風味豊かでこれだけで十分な一品といった感じ。
お昼には、おしゃれなガレットや焼きおにぎりのセットなどを置いている。特にガレットを売りにしているようだが、やっぱり蕎麦自体に一番のこだわりを感じる。
店名 | 蕎麦屋 斐川 (池田市) |
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電話番号 | 072-761-0159 |
住所 | 大阪府池田市井口堂1-1-17-H |
アクセス | 阪急宝塚線石橋駅より徒歩8分 |
営業時間 | 金土日12:00〜15:00 18:00~21:00 (但し夜は予約制。当日17時までに予約) |
定休日 | 月火水木 |
平均的な予算(昼) | 1400円 |
平均的な予算(夜) | 5000円 |
予約 | 可 |
クレジットカード | 不明 |
個室 | |
席数 | |
駐車場 | 有(夜は無) |
禁煙 | |
アルコール | 有 |
ホームページ | http://www.wombat.zaq.ne.jp/auafk808/index.html |