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荒凡夫(あらぼんぷ)(大阪市)(大阪府

鴨も蕎麦がきも天ぷらも抜群「荒凡夫」(あらぼんぷ)
レポート提出者:らっくんさん

 カウンターのみ、木を基調としたすっきりとした内装のお店です。開店して1年だそうですが、この前開店したばかりといってもいいほどの清潔感です。

 私は十割蕎麦を鴨つけで、お連れさんは鴨なんを、あと蕎麦がきを頂きました。冷酒とハートランドも注文しました。 

kimuraarabon01.jpg 蕎麦がきは蕎麦の実が所々に散っていて、出来立てのほかほかをまず塩でいただきます。蕎麦の爽やかな香りが口に広がります。次は塩&山葵で。
  こちらの山葵は長さ20cm、直径4〜5cmはあろうかという立派なものです。贅沢に外側を厚めに落としてあるので、鮮やかなな萌黄色をしています。蕎麦がきにつけて食べると、ここちよい刺激が鼻を抜けます。
 海苔を出していただきましたので、海苔で蕎麦がきを包んで醤油をつけて食べます。こちらは焼餅のようで、海苔の風味と醤油が蕎麦がきによく合います。 

kimuraarabon03.jpgkimuraarabon02.jpg 鴨を焼く香ばしい香りがカウンター越しに漂い、鴨つけの登場です。十割蕎麦は粗挽きの太麺です。すするというより噛み締めるという感じです。塩を少しつけて食べると、穀物の滋味を感じます。

 鴨は焼かれているので香ばしく、燻製のようなスモーキーフレーバーがあります。鴨つけ汁に粗挽き蕎麦をつけて頂きます。カツオ出汁、醤油の強い、力強いお汁です。それに鴨の味が乗っかり、旨さ倍増です。びっくりするのは、鴨汁につけても蕎麦の風味が消えない。汁に負けない蕎麦でした。こんなお蕎麦は初めて食べました。 

kimuraarabon04.jpg おつれさんの鴨なんも味見させていただきました。こちらは細麺で、出汁の濃さも飲むにはちと辛い、蕎麦とするるには丁度良い感じです。鴨つけの鴨は焼いていますが、鴨なんの鴨は煮ているそうです。 

 蕎麦湯を出して頂き、鴨汁を割って頂きます。飲み干さずにはいられない旨さ。 

 鴨関係は金土日限定、蕎麦に集中するため、天婦羅などの種物や丼はしないという方針だそうです。とにかくお蕎麦にこだわった、素晴らしいお店です。

店名荒凡夫(あらぼんぷ)(大阪市)
電話番号06-6315-6767
住所大阪府大阪市北区西天満4丁目1-11
アクセス地下鉄「南森町駅」から徒歩約8分 京阪「なにわ橋駅」から徒歩約6分
営業時間11:30〜20:00(売り切れ次第終了)
定休日木、祝(木は不定営業)
平均的な予算(昼)¥800〜
平均的な予算(夜)¥800〜
予約
クレジットカード不明
個室
席数
駐車場なし
禁煙禁煙
アルコール日本酒、ハートランドビール
ホームページ
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