JR阪和線和泉府中駅から徒歩20~30分。田畑と民家に囲まれた住宅街にひっそりと佇んでいます。まさに知る人ぞ知る場所にあります。
中に入ると天井が高く、梁がむき出しの、古民家風作りになっています。繊維工場を改装されたそうです。入って右奥にガラス張りの蕎麦打ち場があり、期待が高まります。席と席の間は、空間がゆったり取られており、奥には座敷席もあります。
入店したのが13時30分ころでしたが、4組ほどのお客さんがいました。座敷の一番奥に案内していただきました。メニューは数冊あって、種類は豊富。蕎麦の他に定食ものや鍋物(そばしゃぶ)もあります。テーブルには卓上コンロが設置できるようになっています。ランチの定食のうち2種類はすでに売れ切れだそうで、人気のほどがうかがえます。
二八、十割、田舎と、小鉢、野菜かき揚げの、きき蕎麦セットを注文しました。ドリンクメニューがなかったので持って来ていただき、東北の銘酒菊姫も。
薬味と塩、汁、野菜とがんもどきの炊き合わせ、玉蜀黍豆腐が乗せられたお盆が運ばれてきました。
五尺グラスから升、小皿にあふれるほど注がれた菊姫もきました。炊き合わせは薄口で上品なお味です。玉蜀黍豆腐は、粗めのペーストを葛で固めてある感じです。玉蜀黍の味が活きていて、美味しいです。野菜かき揚げも運ばれてきました。玉ねぎ、かぼちゃ、サツマイモの拍子切りをまとめて揚げたかき揚げです。固くもなく、油も良い状態でした。
まず十割が運ばれてきました。十割といえばボソボソとした食感で、長さも太さも不揃いのイメージがあるのですが、こちらの十割は細く長く、喉越しも良いです。かすかな香りもあります。
続いて田舎がきました。こちらはうどんほどの太さがあり、色も黒く、いかにも田舎という感じです。「店主曰く、田舎のおばあちゃんが手打ちで、手切りしたイメージだそうです」とは運んできてくれた店員さんの弁。ものすごい歯ごたえ...というか、固く、すするというより噛み締めて食べる感じです。
最後は二八。こちらは喉越しも良く、するするといただけます。蕎麦湯はサラッとしていました。後日知り合いの方に聞いた話では、ご主人が料理人だそうで、蕎麦以外のメニューが充実しているのにも納得でした。
さらに奥にもスペースがあり、こちらも同じほどのテーブル数があるのには驚きました。
店名 | 繁(和泉市) |
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電話番号 | 0725-43-0177 |
住所 | 大阪府和泉市黒鳥町2-16-13 |
アクセス | JR阪和線「和泉府中」駅から約2.0km |
営業時間 | 11:00〜21:00 |
定休日 | 火曜日、月曜の夜 |
平均的な予算(昼) | |
平均的な予算(夜) | |
予約 | |
クレジットカード | |
個室 | |
席数 | |
駐車場 | あり |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | なし |
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