地下鉄玉造駅から稲荷神社に向かう閑静な住宅街を通り5分も歩くと、忽然と現れる古民家風のお店。小さいながらも手入れの行き届いた植栽、都会では見ることの無い古井戸、その後ろには落語に出てくるような大きな水瓶。頭上には圧倒的な存在感の一枚看板。お店に入る前から期待が膨らみます。
店内も魅力的な和風の設え。囲炉裏を掘った座敷、囲炉裏に鍋が沸いてる大きな卓、天然木一枚物のカウンター。土壁をくり抜いて灯る仄かな灯かり。
蕎麦は一茶庵で修行を積んだご主人が打つ江戸流の蕎麦。冷たい蕎麦は、せいろ、田舎、数量限定の十割、それに一茶庵らしく季節に合わせた変わり蕎麦も楽しめます。冷やかけも季節感溢れる野菜を色鮮やかに盛り付けてあります。浪速の伝統野菜、黒門越瓜も人気です。熱いかけ蕎麦を格下と見る蕎麦好きも居ますが、いもせのかけを侮る無かれ。季節の具の美しい彩り、味わい深い出汁、実に旨いです。蕎麦のお供にお勧めなのが、女将さんの手作りの柿の葉寿司。ほとんどの方が蕎麦の大盛りか、柿の葉寿司かを注文されるようです。酒肴の種類はそれほど多くは無いですが、焼き味噌、出し巻き、鴨陶板焼など蕎麦屋らしい料理が味わえます。
大通りに面したお店でありませんので、お客さんは「いもせ目当て」の方ばかりでしょうね。店構えも、蕎麦も、出汁も、「来た甲斐あった」と思わせるお店です、是非お越しください。
参考になるサイト
江戸ソバリエ霞の会
http://www.redolog.net/sobalier/archives/004017.html
やきとり君の蕎麦日記
http://yakitori.blog.eonet.jp/sobakirizanmai/2012/09/post-c92a.html
【写真の説明】
メール本文に記載
店名 | 蕎麦切 いもせ |
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電話番号 | 06-6762-5147 |
住所 | 大阪市中央区玉造2-9-2 |
アクセス | 地下鉄 玉造 1番出口 徒歩5分 |
営業時間 | 昼 11:30〜14:30 夜 17:30~20:30 売切れ仕舞 |
定休日 | 月曜(祝祭は営業)、火曜 |
平均的な予算(昼) | 1200円 |
平均的な予算(夜) | 4000円 |
予約 | 問い合わせ |
クレジットカード | 不明 |
個室 | 有(6人) |
席数 | 20席 |
駐車場 | 無、近くにコインパーキング有 |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | 有 |
ホームページ | http://www.geocities.jp/soba_imose/index.html |