大阪市内にある蕎麦屋さんを検索し、同僚2人と足を運ぶも目に飛び込んで来たのが、テナント募集の文字でした。
最近は良くみる光景とはいえ、期待に胸を膨らませて行った分、ショックは大きかった。
昼から予定があるので、周辺にお蕎麦屋さんが無いかと探しているうちに、
同僚の一人が「 そう言えば蕎麦屋さんあります 」と思い出し、着いた蕎麦屋さんがここ仙酔庵です。
本日、視察しようとしたお店が庶民的な店でしたので、Tシャツとジ-パンというラフな格好だったので、店内に入るのは、かなり勇気がいりました。
店の周辺は民家が建ち並び、1件だけ異彩を放つ大きな屋敷が建っています。
玄関を開けると、店ではなく庭があり、もう一つの玄関をあけると木の敷板が置かれてあり、靴を脱いで中に入ります。
呼び鈴を押し、直ぐに女将さんらしき人が来られ「 いらっしゃいませ、お客様、お座敷とテ-ブルどちらがよろしいでしょうか? 」と、この辺りからも普通のお蕎麦屋さんとは勝手が違う。
テ-ブル席にし、おしながきを確認、手打ちの二八蕎麦と機械製麺の十割蕎麦の2種類を温かい、冷たいで選ぶスタイルである。
席の横には、大きな中庭があり、見ていると凄く癒される、と言うか凄く落ち着きます。
手打ち蕎麦と掲げていても、実際には機械で製麺されている店も多々あるが、こちらのように機械製麺と書かれているケ-スは珍しく、どちらかを選択出来るのは嬉しい心遣いである。
価格は少し高めで、二八そばの場合は200円増しになるが、手間暇を考えると当然ではある。
「 お決まりになりましたら、呼鈴を鳴らして下さい。 」最近は回転を重視する店にしか行っていなかった為、横にずっと立たれ、とっさに注文してしまう事が多かったが、今回は一通りじっくりとおしながきを見ることが出来、この辺りも店の配慮かもしれない。
そこで私が選んだのは、湯葉の冷たい二八蕎麦です。
待つこと10分弱、お蕎麦が届きました。
湯葉が蕎麦を覆い隠すように盛り付けされており、湯葉を捲ると細目に切られた綺麗な色の、お蕎麦が姿を現した。
黒過ぎず、白過ぎず、程好い斑点が散りばめられており、お蕎麦に汁をかけず、口に入れました。
冷水でしめられたお蕎麦は、細いながらも角がしっかり立っており、口の中で、香りが香りと言うより甘味を感じました。
甘過ぎず、辛過ぎず、丁度良い濃さの汁が、蕎麦を生かしてくれています。
薬味の生山葵を湯葉と蕎麦に載せて食べる。 う―――美味い 生山葵は味の邪魔をせず、より一層蕎麦の味を、ひき立ててくれました。
量はそんなに多くないので、2~3分で完食してしまった。(正直あと2杯は行ける)
とにかく、慌ただしくない店で、癒しの館と言う屋号がピッタリなお蕎麦屋さんでした。
個人より、仕事の接待等にもってこいの店だと思いますし、メニュ-に記載されていた、蕎麦懐石、湯葉懐石が気になるので、また足を運びたいと思いました。
店名 | 蕎麦処 仙酔庵 |
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電話番号 | 06-6961-1031 |
住所 | 大阪府大阪市城東区鴫野東2-27-4 |
アクセス | JR学研都市線鴫野駅より徒歩6分 鴫野駅から363m |
営業時間 | 11:30~21:00(LO20:30)ランチ営業・日曜営業 |
定休日 | 水曜日 |
平均的な予算(昼) | 1,000~1,999 |
平均的な予算(夜) | 2,000~2,999 |
予約 | 可 |
クレジットカード | 可 |
個室 | 無 |
席数 | 20席 |
駐車場 | 有 |
禁煙 | 喫煙可 |
アルコール | 有 |
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