美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

立ち寄った時間は土曜日の夕方５時過ぎてから。店内には何組かのお客さんがすでにいて、対面で１０人程度は座れるかと思われる長テーブルの席に案内される。

そのテーブルには自分ひとりだけだったので少しばかり寂しい・・・

まず最初に生ビールで乾杯！付きだしでかぼちゃの煮物と、もう一品の２品が出てきた。付きだしだけで一杯目を完飲。

おつまみに何を頼もうかとメニューを見ると、居酒屋メニューや蕎麦屋のおつまみメニューが豊富でしばし悩む。

だしまきにしようか？蕎麦豆腐も捨てがたいと思いながら、蕎麦屋さんならこれでしょうとばかりに鴨の塩焼き（６５０円）をチョイス！

ついでに２杯目の生ビールとひやおろしを注文。

鴨はカリッと焼き上げてあり、かみ締めると野趣あふれた風味が口の中に一杯になり、ついつい酒が進んでしまいます。

ここでまた二組のお客様がご来店。年配のご夫婦ともう一組は、おじいちゃんおばあちゃんとお孫さんだった。

さりげなくお話を聞いているとどちらもご常連らしい感じだった。

駅前という場所柄お酒を飲みに来たお客さんばかりかなと思っていたら、そうでもなく地元の方が結構来られるみたいです。

子供さんと晩御飯を食べに来たみたいで各自お蕎麦を注文。

おじいちゃんはそばが来るまで熱燗でチビチビといった何故か懐かしくなる昔のお蕎麦屋さんの風景。

そうこうしているうちにお酒もなくなりお蕎麦を注文。

冷たい蕎麦も温かいそばもあったがここは冷たいお蕎麦を注文。

またおろし蕎麦を頼んでしまった・・・

福井県以外ではあまり食べたこと無いがどのようなおろし蕎麦が来るのか楽しみである。

ついでに蕎麦焼酎の蕎麦湯割も注文。飲みすぎである。

おろし蕎麦（８００円）ですが、細打ちの蕎麦の上に大根おろしがのっていて横にわさびが薬味でついてきます。自分で出汁をかけるタイプ。出し汁は辛目のサッパリとした感じ。

細打ちでも麺にはこしがありスルスルと頂けました。またボリュームもあるので一杯でかなり満足できる量でした。

福井とはまたちょっと違うおろし蕎麦。でもこれもアリです！

食べ終えると対面の子供さんたちのお蕎麦も来たので私は退散。

飲みも楽しめる。蕎麦も楽しめる。雰囲気も楽しめる。そんなお店でした。