本日、行かせて頂いたお店は大阪市中央区(ビジネス街)にある"守破離"さんです。
師匠に言われたこと、型を「守る」その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」自在になることが出来る。
店名の由来は聞けなかったが、調べた限りでは多分このような意味でつけられたのかと想像します。
外観は、フランス、イタリア料理店かと思うほどお洒落で、日本の蕎麦屋さんと言う感じではない。
全面ガラス張りの入口は自動ドアと思いきや、立っていても開かず良く見ると手動式のスライド扉。
中は和洋両方をとり入れた感じの、清潔感のある店内です。
12:30に着き待たずに入店できたが、その後客足は絶えず、表に並んでいた。
早速、"鴨つけ汁蕎麦"を注文した直後店員さんに「 太い蕎麦か細い蕎麦の2種類のどちらになさいますか? 」と聞かれたので私は細い蕎麦で、後輩は太い蕎麦を注文しました。
待つこと数分、薬味の葱・柚子胡椒とつけ汁が先に来ました。
(冷たい蕎麦を熱い汁で頂くのが好きで、特に鴨肉が大好物です。)
他店の2~3倍ある大きな汁に、鴨肉4~5枚と焼いた白葱、柚子一切れが入っていました。(器と言うか壺みたいでした。)
その直後にお蕎麦が届きました。
細く綺麗に切られたお蕎麦は、透明感(光沢)があり、蕎麦の実の粗く挽かれた部分も入っており、みるからに食欲をそそる。
何もつけずに一口食べると、口の中でほのかに甘さを感じ、薬味の柚子胡椒をつけて、もう一口食べると柚子胡椒の味が強いと思いきや、より蕎麦の甘さを感じる事が出来た。
冷たくしめられたお蕎麦を、熱々で鴨の油が浮いた汁につけて頂くと蕎麦が旨味をまとって、それが美味しくて箸が止まらない。
少し濃い甘めの汁が、蕎麦と絡んで丁度良い濃さになり、蕎麦の味も消すこともなく、両方の美味しさが主張してきます。
細い蕎麦なのに切れておらず、粗い部分が蕎麦に若干の凹凸をつけ、汁の絡みを良くしている感じだった。
後輩の太い蕎麦も食べさせてもらったが、細い蕎麦よりつるみはないが腰が強く、噛めば噛むほど蕎麦の味を感じる事が出来、こちらはこちらで美味しかった。 鴨汁にはこちらの太い蕎麦の方が合っており、細い蕎麦はざるで頂いた方がより美味しいかと思います。
後は、個人の好みの問題だと思います。
本日頂いたお蕎麦は、8~9割の自家製粉石臼挽き手打ち蕎麦で、もちろん10割もありますので、次回来店時はそちらの方を注文させて頂きます。 また近くに、お気に入りの店が1件増えました。
店名 | 自家製粉石臼挽手打蕎麦 守破離 |
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電話番号 | 06-6944-8808 |
住所 | 大阪市中央区常磐町1-3-20 安藤ビル1F |
アクセス | 地下鉄中央線・谷町線谷町4丁目駅⑥番出口から徒歩3分 |
営業時間 | 11:30~14:30(L.O.) 17:30~21:30(L.O.) |
定休日 | 年中無休(年始休業) |
平均的な予算(昼) | ~¥999 |
平均的な予算(夜) | ¥2000~¥2999 |
予約 | 可 |
クレジットカード | 可 |
個室 | 有 |
席数 | 40席(テーブル席6名掛け4卓、カウンターテーブル8席、小座敷8席) |
駐車場 | 無 |
禁煙 | 喫煙可 |
アルコール | 有 |
ホームページ | http://shuhari.main.jp |