美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

　お気に入りの店なので、もう14回目になりました。今日は、玉子焼き、海老天せいろ、鴨汁せいろ、そばぜんざいです。

　

　取り敢えず、お店の紹介。「にっぽん蕎麦紀行」より引用します。東京田無にあった『大むら』という蕎麦屋さんで修業し、4年後に、埼玉県越谷市蒲生で独立。埼玉県麺類組合での「手打講座」に参加、それが契機となり、あちこちの蕎麦屋を歩いて、教えを乞うようになった。その一つ、山梨『翁』の高橋邦弘氏の指導を受け、石臼の研究に取り組む。昭和58年、現在地で開業。『天徳』の由来は、知人の占い師が「蕎麦屋なら天麩羅と縁がある。それに道徳の徳をつけたら繁盛する」と言ったことからとのこと。
　蕎麦湯は、特別に挽いた上等の粉を湯に溶いた「特製品」という。

　玉子焼き　醤油がかけてあるおろしに、玉子焼きが4切れ、甘さ故にきつね色だが、美味しい。

　鴨汁は、鴨肉4切れ、ねぎ、あげ、三つ葉など。鴨肉は臭味なし。汁が美味しい。　

　蕎麦は相変わらず美味しいが、いつもより茹で時間が長かったのか、ちょっと軟らかめ。

　海老天せいろの天ぷらも相変わらず美味しい。海老がプリプリ、カラッと揚げられている。海老が2尾、なす、いんげん、さつまいも、きす、みょうが。天汁用とそば猪口とが別々で蕎麦湯が美味しく飲めて嬉しいです。

　最後にそばぜんざい。やわらかめ（ふわふわ）のそばがきに、甘いこしあんがのせられている。あつあつで美味しくいただきました。