美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

近所の蕎麦好きに愛される町の蕎麦屋さん。北海道音威子府産　蕎麦粉を使用。

昼過ぎに来店。暖簾が出ていない。休みかなと思ったら、出前に行くためにバイクに品物を運ぶ店員さんを発見。ガラス越しに店内を覗いたら、お客様が一杯！次から次と家族連れが来店して、満席。大流行り。期待出来そう。

「そば打ち体験」募集のポスターが貼ってある。蕎麦打ちを教えてくれそうだ。\2.800。
　3-4人前を自分で打った蕎麦を持ち帰れる様だ。

手挽きの小型の石臼があった。チャレンジしているんだな。

店内を見渡したら、暖簾が仕舞ってあった。昼前から、御客さんの超来店があって、店仕舞いをする為に、暖簾を仕舞ったのかな? BGMはなし。お客さんの楽しそうな話し声と注文を通す女将さんの声が特徴的に聞こえて来た。

先ずは麒麟ラガー(中瓶)を頼む。 手間なく直ぐ食べられそうな「冷奴」と「もつ煮」を頼む。 注文を受けた順で律儀に提供される。もつ煮 \350

唐辛子をたっぷりかけて、カプサイシンを意識して、じっくり煮込まれたもつ煮を食べる。モツ、蒟蒻、人参、大根、葱を味噌仕立で煮込まれている。冷奴 \200

四分半丁の奴にふんだんに掛かったおかかと葱と生姜。冷奴は冷たく冷えている。ヒゲタしょうゆをかけて頂く。焼酎の蕎麦湯割り \600

焼酎一合に湯桶にたっぷり入った蕎麦湯が出てくる。ゆっくりと楽しもう。蕎麦湯が昼過ぎに来たので、沢山の蕎麦を茹でた証の様にとろとろとしている。純手打ちそばの「せいろ」 \700

細い蕎麦切りでつるつるが特徴。盛り付け方が山盛りにしていて、量感が溢れる。今日は冷たいせいろにしたが、温かいそばも魅力的でした。 「純」と名付けている「純手打ちそば」！。そば打ち体験募集も自信の表れでしょうか。店頭に大型ディスプレイで、手打ちそばの実写が放映されている。 蕎麦湯を沢山頂きました。ルチンたっぷりでした。ビタミンもたっぷりです。

お勘定と言ったら、算盤でパチパチと数える音が印象的で久しぶりの音でした。昭和を感じさせるお蕎麦屋さんを最後にも感じさせてくれました。真面目で正直な店でした。味よりこの「店情」でした。