美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

安定した蕎麦をいつも提供する。

月に一度は新しい季節感溢れる新作蕎麦メニューが楽しみ。

BGMは昔懐かしいモダンJAZZ。ボーカルなしのインストメンタルで邪魔をしない落ち着いた雰囲気が醸し出される。

 もつ煮

 葱を細小口切りを乗せてもらう私仕様に変えてもらう。モツ、豆腐、牛蒡、蒟蒻、葱。

蕎麦は機械打ちの二八蕎麦。そば粉は北海道幌加内産。

そば粉の分量や小麦粉の分量、水の量は全て、そば粉を手で握りしめた時の感覚で決める。その日の具合で変わる、イヤ、変える。

それだけ、蕎麦は難しい。昔は出前をやっていた時の製法と今の店売りだけに変えた時には苦悩と葛藤があったと店主寺沢さんは語る。しかし、他人には教えられない。全てが職人の技を体で覚えて、感覚で蕎麦を作るからです。

サラダ白菜

花カツオと胡麻としそドレッシング。サラダに合う素材を探し出してメニューに加える女将さんの向上心の表れです。

 サラダわさび菜

山葵の葉を紡いで、生で食べる。刺身のツマに合いそうです。これも、女将さんの探究心が見つけたものです。

大根そば

冷たい蕎麦に、大根の細切り(先と元を混ざて)と揚げたての油揚げの柵切りと貝割れ大根、胡麻をトッピングして、冷たい汁に付けて食べる。さらしな蕎麦の様に白い蕎麦にサクサクの油揚げとカリカリとした大根の歯触りが絶妙なハーモニーを奏でる。

 何十回も通っているお蕎麦屋さんですが、白い蕎麦とさらりとした蕎麦湯を改めて頂きました。まだまだ、奥が深いお蕎麦屋さんです。