川越に所用があり、夕食に訪問しました。
このお店は蕎麦Webのなかの蕎麦鑑定士受講生レポートで紹介されているお店です。
玄関脇には、夜の部限定 旬彩の一品や変わり天ざるセットの案内が書かれていました。
本日のお蕎麦粉は北海道浦臼産のキタワセソバを使っていて玄蕎麦45%、抜き55%の比率でミックスして製粉し、32メッシュの篩で振るっていると細かく説明がしてあります。
そばとつなぎの比率は85:15、加水率は46%とここまで細かく説明がされているお蕎麦屋さんは庵主初めての体験です。(少し加水が多いのかと思いましたが・・・・)
この資料が書かれているということは多分こうした内容の質問が多いのではとお思いますし、蕎麦打ちをやっている者にとってはこうした資料というかレシピに一番関心があります。
お客様や周辺の方には蕎麦打ちに関心が多い方が潜在しているのではとも思います。
別の案内には「こだわりのそばビール」とありましたが、「そばビール」とは庵主は初めてで聞いてみますと「2年前の幕張の食品関係の展示会で見つけました」とのことで、アメリカで作られている発泡酒とのこと。(原材料:そば・麦芽・ホップ アルコール分3.0度)
なかなか研究熱心のようです。
最初に揚げそばが出てきて生ビールで乾杯。おつまみには焼き味噌とだし巻き玉子と天ぷら盛り合わせを注文。
焼き味噌には山薯がまぶしてあり、しっかりと焦げ目がついていましたが、山薯のぴりっとした味は新鮮さを感じました。
だし巻き卵は基本に忠実で出汁としっかりと溶いてあり、白身は少しも点在しません。
生ビールのあと「そばビール」を頼んでみましたが、発泡酒で蕎麦の香りはさほどしませんでしたが、珍し物好きな方にはアピールするのかも。
天ぷらは野菜がいろいろセレクトして揚げてありましたが、キンプラに近かったかと思いましたが?
さておそばです。2店目ということでお腹の方はほぼいっぱいで一人前を注文しましたが気を利かせて2皿に分けて準備してくれました。
それでも一人前としては十分すぎるくらいで、一人前を普通に盛ったらてんこ盛りになるようです。
さてお蕎麦は2-8ではなく1.5-8.5で、色はやや濃い目で星が少し見えます。
角がしっかりと立ち、こしやもっちり感も有りましたが、ここのお店でも香りが薄く北海道産のお蕎麦は2店続いての状態です。今年の猛暑などが響いているのでしょうか?
薬味はここのおネギも丁寧に芯が抜いてあって、そばを食べているのかネギを食べているのかということはなく、そばと絡めていただけました。
店名 | 手打ちそば 松むら |
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電話番号 | 04-2944-5787 |
住所 | 埼玉県所沢市東所沢2-8-16 |
アクセス | JR武蔵野線東所沢駅より徒歩10分 |
営業時間 | 昼 11:30~14:30 夜 17:30~21:30 |
定休日 | 月曜定休 土・日・祝祭日は早仕舞いあり |
平均的な予算(昼) | 1000円~2000円 |
平均的な予算(夜) | 3000円 |
予約 | 可 |
クレジットカード | 不可 |
個室 | 無 |
席数 | 20席 |
駐車場 | 有 3台 |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | 有 |
ホームページ | http://soba-matsu.com |