美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

　つくばエクスプレスで、一時間10分余りで守谷駅に到着する。何とここは茨城県だ、文明って凄いものだネ!!　そこから関東鉄道常陸線で一つ目、南守谷下車。駅は誰もいない無人駅。タクシー、バス、何もない。困ったものだ、目的地に行かれない。ぷらぷら歩いて、サーフショップでタクシーを呼んでもらった。

　感謝感激雨あられ!!　5分ほどで目的地到着。古民家というか農家というか、巨大で素晴らしく味のある建物に新そばと書いてある。敷地もやたら広い。暖簾をくぐる。太い黒光りした柱が、そして建具が歴史を感じさせる。建物は1500年前の物で2000年から蕎麦屋を始めたそうです。

　店内は十人程座れる小上がりの座敷と土間。そこにライブ演奏が出来るように楽器があって、新旧入り混じり魅力的だ。そしてその間にテーブル席がある。蕎麦前で久保田百寿を飲む。お通しにいぶりがっこをいただき、ゆったりとした時間が流れる。まさに至福の一時でした。

　蕎麦は茨木と福島のブレンドだそうで、2:8せいろを食べてみましたが、歯応えがあって、喉越し良く、実に旨かった。次回行く時は一つ前の守谷からタクシーで行くのが便利だと思いました。