店内の店頭に、電動石臼と蕎麦打ち場が、目立って、設えてある。 十割蕎麦を打ち出している。店の主張が表現されている。 通販も受け付けている。 メニューの順番が、先ずはアルコール!、続いて、つまみや料理、そして、各種の蕎麦。普通は逆で、蕎麦メニューが先に出てくるのに、ここは真逆! 場所が新橋なので、蕎麦前が重視されているのかな? 私には、好きな「お蕎麦屋さん」ですがね。 箸がまた、個性がある。木肌が分かる丸箸。蕎麦を手繰るのに不向きかと思えば、さにあらず、滑らず掴める。 多分、屋久杉の箸と匙であろう。 トイレも気が利いている。銀座香十の多分、麝香の練り香が香る。 辻そばさんとの係わりは分からない。初見者には、そこ迄は聞けないよね。 サッポロ黒ラベル ざる \850
辛味大根と葱が薬味 蕎麦は、細くて全体に黒い蕎麦で、腰もあり、喉越しがとても気持ち良い。 長さも適度で温度も冷たくて「いいお蕎麦」でした。薬味の辛味大根は紫色でびっくり! 大根だけをつまむと辛味と甘みがある「薬味」としては、とても良いバイブレイヤーです。助演男優賞をあげたい。 蕎麦つゆもかえしが上手く出来ているのか、とても、蕎麦に合っている。 お通しの「たらこ」を出汁で煮た物がでたが、これが、出汁が良くひけていて、和食出身の職人さんの技が光る。 花わさびの醤油付け \400 品のある山葵の辛さと醤油がとてもよくコラボしている。 シャキシャキとした歯触りと噛み応えが春の訪れを感じさせる一品。 大粒はまぐりの酒蒸し \850
見よ!このデカさを!春の旬のはまぐりをこの大粒で食べると、旨味の他に甘みもあり、美味の一言です。 はまぐりの出汁がまたまた、美味い。その汁を食す為に、匙が添えられている。 それで、汁を掬う。貝殻にこびり付いた貝柱を意地汚く箸でほじくる。塩加減がとても良い。凄技です。 このつまみを「鶴齢」て迎える。純米吟醸。\800。一合、蕎麦猪口で頂く。 蕎麦湯を最後に頂くが、これも、こだわりがある。
湯桶の口先に一本の枝。これで湯桶の中の蕎麦湯をかき混ぜてから、召し上がれとの事。 蕎麦汁との相性とても良い。 店長と呼ばれている長身な若者がとても熱心で、ひたすら、そば味噌の蕎麦の実を煎る姿に感心する。一生懸命を感じた。 最後の蕎麦茶も香ばしく美味しい!ご馳走様でした。
今日は寒くて、出かけるのをやめて、せっせと、溜め込んでしまった『蕎麦体験レポート』提出に勤しむ事にした。お付き合い下さい。 予定では、新座市野寺の<かたくり山>に行こうとしていたのですが。
先週はまだ早くて、咲いていたのは、数輪でした。今週なら、良いかも。
店名 | ときそば |
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電話番号 | 03-3436-7959 |
住所 | 東京都港区新橋5-33-3 |
アクセス | 都営三田線 御成門駅 徒歩7分 |
営業時間 | 月曜日 夜 17:30-22:00 火曜日ー土曜日 昼 11:30-14:00 夜 17:30-22:00 |
定休日 | 日祝 |
平均的な予算(昼) | 1000円 |
平均的な予算(夜) | 3500円 |
予約 | 可 |
クレジットカード | 可 |
個室 | 無 |
席数 | 21席 |
駐車場 | 無 |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | 有 |
ホームページ | http://rp.gnavi.co.jp/5807012 |