70代の女将が一人で切り盛りしている「手打ちそば 若竹」に蕎麦を食べに行ってきました。
そこは足立区西新井。昔、東京マリンと言うプール(シンボルタワーのジャンボスライダーや当時先駆けであった流れるプールなどはとても人気があった。今は跡地にマンション)があった北側道路の向かいです。ここのお店は昔ながらのアパート1F1室にあり、入口は勝手口とまちがえてしまうような扉を引いて入ります。
靴を脱いで上がるのですが、中は女将が作業するぎりぎりの調理スペースと客間6畳に卓2席しかありません。テレビが付いていて、見上げると柱時計があるというなんともなつかしいというかおどろきです。
ちょうどその日の蕎麦をまだ打っている最中だったのですが、のし終えた麺体をうどん切りのたたみ(屏風たたみ)にして、こま板は使用せずに調理包丁で切っていました。終わると取り外し式にしてあるのし板を外して収納するという趣向です。もともとは現在の場所の近くで始め、それから今に至り42年になるとの事でした。
蕎麦は北海道産の粗挽き粉に、栃木の名水「尚仁沢湧水」を使用。出しているお茶もこの水を使用しているとの事でしたが、なんと休日にこの水を汲みに行っていると言うからおどろきです。また福島にきのこを採りにも行くそうです。
品書きから「もりそば」と「てんぷら盛り合わせ」を注文し、待っていると、さっき打っていた粗挽き田舎そばが出てきました。まずはそばを手繰ってすすると、粗挽きと太切りで蕎麦の味が口に広がり、次につゆに付けると、つゆはやや甘めでおいしいです。てんぷらは海老に野菜七種とボリュームがあり、とても満足します。
最後にいただいた蕎麦湯ですが、打ち粉は使わず粗挽きのそば粉を打ち粉代わりで打っていて、それが蕎麦湯に入りおいしいです。ごちそうさまでした。
店名 | 手打そば 若竹(栗原) |
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電話番号 | 03-3898-1651 |
住所 | 東京都足立区栗原3-30-1 |
アクセス | 東武スカイツリーライン 大師線 大師前駅徒歩10分 |
営業時間 | 11:00~20:30 |
定休日 | 水曜 |
平均的な予算(昼) | ¥600~¥1,700 |
平均的な予算(夜) | |
予約 | 可 |
クレジットカード | 不可 |
個室 | なし |
席数 | 卓(4人)2席 |
駐車場 | あり |
禁煙 | 喫煙可 |
アルコール | あり |
ホームページ | なし |