盛りの良い大せいろがおすすめだが、本日は天せいろを注文した。エビとナスとカボチャとシシトウの天ぷらが、竹で編んだ小籠に形よく盛り付けられて出てきた。熱い天ぷらを食べながら、よく冷えたビールを飲む。食べながら、ふと考え付いた。天せいろは、そば前の天ぷらをそばとセットにしたものであるらしい。
そばを食べる。これまでは、ソバの先三分の一ほどを汁につけて食べていたが、本日はテキストに倣って、先ず3本から4本ほどつまんで何もつけずにそのまま口に入れる。初めてだが、確かににそばの味が良くわかる気がする。テキストには「見た目、香り、味、コシ、歯応え、食感に注目せよ」と書いてあったので、一つ一つ確かめてみる。
見た目:麺はやや細め、色は白めで若干緑りがかったようにも見える。
香り :口に入れた時にソバの香りがぱっと広がる。噛むと若干香りが強くなるように感じる。
(しかし、噛む前と後との香りの違いをはっきりと感じ分けることはできない。)
味 : 噛んでいると甘くなると友人が言っていたが、いつもより余分に噛んでみたが甘みを感じることができない。
(あまり噛まずに飲み込むのがくせになっているので、甘みを感じるまで噛んでいられないのかもしれない。)
のどごしは、なめらかで味わいが極めて良い。
コシ: 冷水でしっかりとしめてあり、コシが強いと思う。
歯応え:歯ざわりが良く歯切れが良い。歯をあてると軽く押し返すような弾力を感じるがサッと切れる。
食感: なめらかだがねばつくことがない、麺の角がしっかりと立っているのがわかる。
次に汁をつけて食べてみる。大きくすすりこむ。だしのよくきいた汁がソバとからんで味わいが倍増する。汁は醤油が大事と聞くけれど、どこのどんな醤油を使っていてどんなふうに作るのか?次の機会に聞いてみたい。
三口、四口噛んで飲み込むと、のどをすると通っていく。この時の味わいが頗る良い。のどごしが良いと言うだけではこの味わいは表現できないが、他に言葉を知らない。
最後にそば湯を飲む。すする度に、そばの香りが立ち上がるように感じる。
【写真の説明】
2、「おがわ」の3代目ご当主。
3、8人掛けの大テーブル:四面に二人ずつ掛けられる。気楽に相席ができる。
4、小上がりのざしき:落ち着いた雰囲気で食事ができる。
5、天せいろ
6、そば
店名 | おがわ |
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電話番号 | 03-3681-2721 |
住所 | 東京都江戸川区小松川1-4-1 |
アクセス | 都営新宿線 東大島駅 小松川口徒歩1分 |
営業時間 | 昼 午前11時~午後3時 夜 午後5時~午後8時 |
定休日 | 毎週木曜日 |
平均的な予算(昼) | 500円~1000円 |
平均的な予算(夜) | 1000円~2000円 |
予約 | 可 |
クレジットカード | 不可 |
個室 | 無 |
席数 | テーブル席 4人掛けテーブル x2、 8人掛け四角大テーブル x 1 小上がり 4人用卓 x3、 都合24席 |
駐車場 | 無 |
禁煙 | 喫煙可 |
アルコール | 有 |
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