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尾張屋本店(台東区)(東京都

秋の味覚 「尾張屋本店」(台東区)
レポート提出者:つばじろうさん

yamaguti owari02.JPG 新米、栗、梨、サンマなどいろいろあるけど、やっぱりこの季節の楽しみは松茸。浅草雷門通りの尾張屋本店さんに訪問。明治5年創業。浅草でも最も古い歴史がある蕎麦屋。

 きれいに磨かれたサンプルケースの中もすっかり秋。去年の秋も食べた松茸丼や松茸蕎麦が並ぶ。浅草寺御用のこの店は、古くからの馴染みに加え観光客も押し寄せ1階2階とも満席。

yamaguti owari01.JPG 「おばちゃ~ん、熱燗と松茸のどびん蒸し!」熱燗とそば味噌は蕎麦前の序曲のようなもの。松茸どびん蒸しが運ばれてきた。ふたをそっと開け香りを楽しむ。秋らしい香りに刺激され、胃袋が早く早くと催促してくる。

最初にだし汁を次ぎ、グイッと飲み干す。う~ん、これこれ!尾張屋さんのつゆの旨さは格別。2杯目はスダチをぎゅっと絞る。3杯目からは具も一緒に食べる。松茸、鶏肉、蒲鉾、銀杏、三つ葉。はぁ~、秋ですな~。お酒もお代わりし、いい具合に暖まってきた。

yamaguti owari03.JPG 同じく季節限定のそばずしを注文。玉子、椎茸、干瓢の海苔巻き。最初に玉子でまいたそばずしにつゆをちょいとつけて食べると、思わず顔がほころぶ。
 次に、高野豆腐、ほうれん草、干瓢。仕上げに薄焼き玉子で巻いた一品。顔はさらにほころぶ。
 椎茸と玉子を甘辛く煮た油揚げで包んだいなり風。顔はほころびっぱなしだ。

 ほろ酔い気分でお店を出ると、さらりと秋の風が吹き抜けていった。

店名尾張屋本店(台東区)
電話番号03-3845-4500
住所東京都台東区浅草1-7-1
アクセス浅草駅から徒歩4分
営業時間11:30~20:30(土、祝は20:30まで)
定休日金曜日
平均的な予算(昼)1000円
平均的な予算(夜)1500円
予約不可
クレジットカード不可
個室
席数70席
駐車場
禁煙禁煙
アルコール
ホームページ
35.7114103,139.79359739999995

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