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大木戸 矢部(東京都

常陸秋そばの旨さ
レポート提出者:アキラさん

新宿御苑前駅を出て新宿通りを渡り靖国通りに突き当たる手前を右折し、50m先の右側に店がある。この辺りはオフィスビルとマンションが林立しており、いささかわかりにくい場所であるが店はビルの1階に位置し店前には黒笹竹の置鉢があり割烹料理屋を感じさせる。昼は客も少なくカウンター内では板前さんが夜の仕込みなんかやっています。夜は割烹料理が主体で料理の締めに十割そばを出しているとの事。

22.jpg店内は落ち着いた内装の静かな雰囲気でゆったり食事を楽しむにはいい感じである。「せいろそば」と「おろしそば」を注文した。長方形の笊に盛られたそばは新蕎麦のようで白い粒々が混じった青みがかった色の細切で風味が濃厚で旨そうなそばである。かみ締めると腰がありモチモチ感があり香ばしい風味が濃厚でスルッと喉越し感を味わえた。

また、「おろしそば」は先ず、そばに辛味大根を乗せて生醤油を少々垂らして食べる事、次に おろし+葱+鰹の削り節+付汁 をミックスしてブッカケそばとして味わったがそばを生醤油で食べたのは初の試みで、生醤油を少々垂らすところがみそでありおつなものであった。しかしながら蕎麦に風味があったので何も付けずにそのまま食べたのが一番旨かった。

 

 

11.jpg店主の話では、蕎麦粉は会津・磐梯山高原の常陸秋蕎麦でこれまで多種多様の蕎麦粉を使用してきたがこの粉に勝るものはないとの事、毎朝店の地下で石臼挽きし、蕎麦粉、加水量は目分量で捏ね自分流のそばに仕上げているとの事。生きモノ相手には臨機応変に対処するしかないとの教訓があるようだった。そば湯は蕎麦粉を溶いだとても濃厚でトロトロした白濁の蕎麦湯でたっぷり飲んだら満腹になった。この店のそばには何度もトライする価値があります。

 

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店名大木戸 矢部
電話番号03-3350-0771
住所東京都新宿区新宿1-35-8  明石ビル 1階
アクセス東京メトロ丸の内線 新宿御苑前駅 1番出口徒歩5分
営業時間昼  11:30-14:30 夜  17:30-22:30 おまかせ料理のみ
定休日日・祝日
平均的な予算(昼)1,000円――2,000円
平均的な予算(夜)10,000円――15,000円
予約
クレジットカード
個室有 (座敷)
席数カウンター 6席 テーブル  4席
駐車場
禁煙禁煙
アルコール日本酒、ビール、焼酎、ワイン
ホームページhttp://www.yabehisao.com/
35.6908268,139.71087369999998

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