美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

福井・越前そばを食べに行く源流となった店（２０１３．５月）、神楽坂・九頭龍蕎麦に行く。

以前は、店主原崎衛さんは厨房の中に居てなかなかフロアーまで出てくることは少なかったが 今回は店内を縦横に動き積極的に接客して居ることにまず驚いた。

率先して説明をしている姿勢は大変うれしい。

越前そば三昧から３週間。

懐かしさを覚えながらランチの越前そばをいただく。

やはり大野産の蕎麦粉で二八であるという。

自家製粉２４メッシユというからすごい。そばの荒々しさと小麦の滑らかさでつながった貴重なそばだと感じられる。 ここの特徴は、蕎麦汁と大根おろし汁がたっぷりである事だと思う。 越前ではこんなに沢山は使っていない。 辛み大根・青首大根は季節により使用を使い分けていると言う。 そばを食べ終わった後おろし汁（そば汁）をそのまま全部飲み干してしまっても辛みは強過ぎない。

蕎麦の後で、ソースかつ丼をいただく。 ソースかつ丼は越前の名物であるが現地では口にすることが出来なかっただけに（蕎麦に専念）・・・今回初物となる。 言うまでもなくソースをたっぷり吸いこんだカツの味はやわらかくソースの濃さは感じない美味しさがある。

店内は、天井も高く広々としている。 店主と大野の福そば店主と会ってきた話をすると大変懐かしがって話を聞いて頂いた。