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さらしな總本店 中野南口店(東京都

このお蕎麦屋さんの歴史が素晴らしい。創設者があの!「新島繁」さんです。
レポート提出者:鈴木幹雄 おがら蕎麦さん

DSC07196.jpeg昭和23年、「郷土そば・さらしな」として新宿西口に開店。

中野の地が蕎麦の集散地として栄えたとの事で、此処にこのお蕎麦屋さんが「さらしな総本店」と称して歴史を重ねる。 

BGMが素晴らしい!ピアノの曲が隣の店から聴こえて来る様な音量で、静かに聴こえる。 

地元のご常連さんが続々と来店して、お好みの蕎麦を食べている。

お客様の層が様々で、開店時はご常連の年輩の方々が多かったが、昼を過ぎると中野らしく若い人達や家族連れの方々も来店。懐が深いお蕎麦屋さんです。

麒麟ラガービール

さつま芋焼酎 金の鞍(くら) ROCK+ ¥450 嬉しい徳利に溢れる様な焼酎が一杯!

お通し 新海苔佃煮

DSC07201.jpeg海苔の風味が良く活きている。

 若竹煮 ¥550

新竹の子、 今年の初物。初物を食べると長生きすると云う諺を思い出しながら頂く。

何か久しぶりに本物の地の竹の子を食べた気がした。シャリシャリとした竹の子独特の食感が春の訪れを感じる。

若芽と木の芽が彩りを加える。朱塗りのお椀ともマッチしている。

木の芽(山椒)の香りと味がツーンと鼻に抜けて、気分が高揚する。

菜の花のお浸し ¥400

春二番のおつまみです。花カツオがたっぷりと載った菜の花に蕎麦つゆをかけて頂く。

そば豆腐 ¥400

葛粉入りの『蕎麦要素』(これがこの店の蕎麦へのこだわり!)です。

特許申請されているとの事です。葛粉で、プリプリとした舌触りに加えて、蕎麦の粒を感じる滋味溢れる蕎麦豆腐です。

DSC07208.jpeg薄くのばした蕎麦汁につけて頂戴する。 

蕎麦掻かきっぱなし ¥650

蕎麦がふんだんに入った蕎麦掻きが団子状に出てくる。

薬味に、海苔・葱・山葵・花カツオが豪勢に出て来る。

DSC07211.jpeg早く食べないと硬くなるので、ご注意ください。

田舎そば ¥800

太めで香りが強い。

そば粉100%玄蕎麦挽きぐるみの粗挽き蕎麦。

DSC07217.jpegこの太い蕎麦をご覧じろう! 

最近は太めの田舎蕎麦をよく選ぶ事が多い。

蕎麦を手繰るより、噛んで、食べるとより蕎麦を楽しんでいると感じる。 

店内の奥に蕎麦打ち場が設えてあり、目の前で職人さんが、蕎麦打ちをしている様が直に見られる。粉がみるみる内に纏まり、延されて切られて蕎麦に変わる。鮮やかな技だ!ご馳走さまでした。

店名さらしな總本店 中野南口店
電話番号03-3380-4828
住所東京都中野区中野2-30-13
アクセスJR中野駅 徒歩2分
営業時間昼ー夜(通し営業)11-21:30
定休日無し
平均的な予算(昼)1.000円
平均的な予算(夜)2.000円  予約でそば巡りコースあり 1.500円-3.500円
予約
クレジットカード
個室
席数27席 カウンター席7席、テーブル席10席、座敷20席
駐車場
禁煙禁煙
アルコール有 
ホームページhttp://sarashina-souhonten.ecnet.jp
35.7043378,139.66586040000004

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