美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

2012年2月のオープンで店の中も外も新装という感じの店であった。     

玄関入ると直ぐに石臼がおいてあり毎日必要数を回しているとの事。

蕎麦生産地は長野県大町市/生産者・ライスファーム野口/品種・信濃一号と石臼のところに張り紙がありました。標高800～950mの寒暖差の多い所で収穫されたものであるという。

optionで生卵があり、もり蕎麦につけて頂くといいというので試してみることとなった。二八蕎麦は細く瑞々しく色も蕎麦らしい淡褐色の上品な色合いである。１本蕎麦を口に含むとしっかりした硬さで蕎麦も長い。味はうれしくなるゆで加減であり蕎麦が生かされている香りがある。

前半はつけ汁につけて食し、後半に生卵を絡めて頂いた。初めてであるが新鮮な感触である。卵とじ蕎麦はよく合う事は知っていたし、卵をつなぎとして使用している店はあるが・・・・もり蕎麦につけて食べるのはやはり新感覚である。そばと卵が溶け込むと言う事は無く平行線であるが接点はよくマッチしていると表現出来るかも知れない。汁を少し入れて蕎麦を食するとまたまた美味しくなる。