ウエルカムおしぼりは、上質なタオルを蒸した紺色の和モダンでした。
からからと特里さん(店主)の下駄の音が印象的です。それには、壮絶なる事情がありますが、ここでは割愛します。
生ビール(サントリープレミアムモルツ)
お通し 揚げ蕎麦 それも極太 カリガリ、もちもちと様々です。
芋焼酎 黒壱 ROCK&チェイサー
丸々の氷で瓢箪型のグラスの芋焼酎。
グラスはリーデル製です。
前菜です。全六種。からすみ、ホタテ、ツブ貝、塩辛、マコモ茸、蟹とひじきの白和え。
どれも、手技が光る酒のアテにぴったしカンカンです。一品一品の味を楽しみながら、秋の夜長のスタートです。
BGMはモダンジャズが軽く流れる。会話の邪魔にならない程度の音量です。
続いて、蕎麦大根もち(中に海老がプリッと効いている)。これも一味(多分、鰹節?)捻っている。
蕪といくら。
カウンターの対面席で店主 特里信枝さんが、接客対話をしながら、調理をする。お寿司屋さんの親方がお客様に話をしながら、料理を供するのに似たり。
私の気に入ったのに、椅子でした。木製で回転する。背も高く奥行きもあり、座り心地と立つ座りの時の快適感が素晴らしい。ゆりかごの様な座り心地。店舗設計にも、十分配慮されているのでしょう。
料理の話に戻ります。
さらに、自店で藁で焼いた鰹のたたきに水晶文旦+大蒜、茗荷(少量)、海月。
絶妙な味に仕上がっている。
山葵海苔。
鰆の西京焼き。
締めに好きな蕎麦を選べる。毎度の様に「もりそば」を選択。
酔いを収めて、落ち着いて蕎麦に取り掛かる。出汁が引き立つ蕎麦汁。何か全く違う!濃くを感じる。
山葵も擦った山葵に細かく刻んだ茎が混じる。ここにも一工夫。
蕎麦がシャキシャキと感じる。極細蕎麦(十割蕎麦)が、40秒弱で茹でられる。蕎麦の粗野な香りと歯触り、喉越しと大変美味しく頂きました。
店主 特里信江さんはスッポン料理も上手なんですよ。
ご馳走様でした。
店名 | 和薬膳と蕎麦会席 知花 |
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電話番号 | 03-3465-0666 |
住所 | 東京都渋谷区松濤2-14-5ヴィラ松濤1F |
アクセス | JR メトロ 渋谷駅から徒歩10分 京王井の頭線 神泉駅から徒歩5分 |
営業時間 | 18:00-22:00(L.O) |
定休日 | 不定休 月に連続5日間 休み |
平均的な予算(昼) | 6.300円-10.000円〜 コース 但し、20:30以降は単品の注文も受ける |
平均的な予算(夜) | |
予約 | 要予約 |
クレジットカード | 不可 |
個室 | 無 |
席数 | 13席(カウンター席 5席 テーブル席 2席 8名) |
駐車場 | 無 |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | 有 |
ホームページ | http://sobachihana.sakura.ne.jp |