今回は、東京ドームに近い文京区小石川にある、小さな大人の隠れ家を紹介したい。居心地の良さは万人誰もが気に入ることだろう。
平成25年12月2日、月曜日の11時30分の開店を待って妻と入店。近くには東京ドームがあり、春日通りを挟んだ南側には中央大学理工学部もあるが、駅から少し離れているため、存在が目立たず隠れ家的な雰囲気もある。清潔感漂う和モダンの店内は、カウンター5席、テーブル10席の小さなカフェバー風。続々と来店者あり。
『本日のサービスランチ』の中から、『豚せいろ』(900円)と『野菜かき揚げせいろ』(950円)をお願いした。プラス50円で『そぼろ御飯』を付けることも可能とのこと。せいろの蕎麦の量は170グラムと東京都内の蕎麦屋としては多めだが、美味しそうなので『そぼろ御飯』もお願いした。
『豚せいろ』のつゆは甘辛で、しつこくなく、好きな味。具も適量。一方の『野菜かき揚げせいろ』の蕎麦つゆは鰹だしで、辛め。香りもある。
蕎麦は美しい細切りで、適度なコシがあり、歯ぬかりはなく、喉越しも素晴らしい。口当たりがとても優しい感じがした。口にする前は蕎麦の香りはあまり感じられなかったが、口に入れると香りと甘みが喉の奥に広がるような感じがした。薬味は、ねぎとわさび。
野菜かき揚げは、御飯茶碗ほどの大きさがあり、衝撃的な大きさにまず驚き、そして笑みがこぼれる。長ねぎ、玉ねぎ、かぼちゃ、人参がぎっしりと入っていた。サクサク感もある。男性なら、これだけで酒の肴になりそうな美味さ。女性なら、これだけで満腹になりそうなボリューム。満足感十分。
蕎麦湯は白濁しており、少しとろみはあるが、あっさりしていた。
『そぼろ御飯』は豚挽き肉のそぼろであろうか、生姜の味がして、これまた美味。注文して正解!
総合的に評価して、満点で良いと思う。味も値段も居心地も、全てにおいて非常に良かった。とても小さなお店だが、結構な人気店のようで、常に満席だそうだ。頷ける気がする。お酒にもこだわりがあるようで、今度は夜お邪魔してお酒も楽しんでみたい。とっておきの大人の隠れ家のような店であり、非常に気に入ったので本当は他人には教えたくないくらいだが、だからこそ是非とも一度訪ねて欲しい店として紹介したい。
店名 | 手打そば 舞扇 |
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電話番号 | 03‐3816‐8633 |
住所 | 東京都文京区小石川2‐7‐2 |
アクセス | 東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅から約400メートル 徒歩約5分 |
営業時間 | 昼 11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)夜 17:30~22:30(ラストオーダー 22:00) |
定休日 | 日曜日・祝日 |
平均的な予算(昼) | 1,000円程度 |
平均的な予算(夜) | 3,000円程度 |
予約 | 可 |
クレジットカード | 不可 |
個室 | 無 |
席数 | 15席 (カウンター5席、テーブル席10席) |
駐車場 | 無 |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | 有 (ビール、日本酒、焼酎 特に日本酒のこだわりあり) |
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