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手打 祐天寺 卯月(祐天寺)(東京都

二八・生粉打ち・田舎蕎麦、どれにしようか迷ってしまう、和モダンでオシャレなお蕎麦屋さん
レポート提出者:かきあげそばさん

uduki1.JPG 今回は、東急東横線祐天寺駅近く、駒沢通り沿いにある、本格的な蕎麦がいろいろと楽しめる和を基調としたオシャレな店を紹介したい。
 平成26年3月16日、日曜日の13時過ぎに入店。暖かい休日の昼とあって、店内は満席で入店待ちも2組。暫くして相席で案内される。和を基調にした内装に加え、小物や花、絵なども効果的に配さuduki4.JPGれ、あたかも和室にいるかのように錯覚してしまう。店内は全てテーブル席で、客席の奥には打ち場がある。赤ちゃんを連れた家族連れ、若いカップル、高齢者の一人客など様々であり、常に満席状態。忙しいためか下膳がちょっと間に合わない感じもある。

 店内を見回すとどの蕎麦も美味そうで、メニューを見るとさらに迷う。『合いもり 生粉・二八』(850円)をお願いした。店員の説明では普通盛りの麺量は、『上品な蕎麦屋の倍くらい』とのこと。200グラムくらいか。大盛りは普通盛りの1.5倍。

uduki2.JPGuduki3.JPG 二八は赤色、生粉は黒色の丸いせいろに盛られている。両者を比較すると、生粉の方が若干濃い色をしており、やや太い感じ。滑らかさは二八が、香りと歯応えは生粉の方が強い。どちらも水切りは良く、歯ぬかりなく、香りも歯応えも適度であり、喉越しも楽しめる。味も良い。生粉にありがちな粉っぽさは感じられない。これまた安心して楽しめる。薬味はねぎとわさび。

 つゆは程良い甘さがあり、鰹の香りが感じられる。つゆの量は麺量に比べると少ない。もう少し欲しいところ。蕎麦湯は白濁しあっさりした感じだが、ちょうど良い濃さである。

 清潔感のある和モダンで明るい店であり、子ども連れや年配者でも安心して利用できる。落ち着いた和室のような趣もあり、家族や仲間とのちょっとしたお祝いにも利用できると思う。蕎麦が美味しいだけでなく、いろいろなシーンで安心して使えることが非常に嬉しい。身近に一軒あると何とも頼もしい。二八も生粉も十分楽しめた。次回はぜひ田舎も味わってみたい。

店名手打 祐天寺 卯月(祐天寺)
電話番号03‐5721‐0547
住所東京都目黒区祐天寺2‐8‐13
アクセス東急東横線 祐天寺駅から約300メートル 徒歩約4分
営業時間11:30~15:00 17:30~21:00
定休日火曜日
平均的な予算(昼)1,500円程度
平均的な予算(夜)3,500円程度
予約
クレジットカード不可
個室
席数24席
駐車場
禁煙禁煙
アルコール有 (ビール、日本酒:冷酒)
ホームページなし
35.6362106,139.69398

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