茅場町の大きな交差点の大きな黒いビルの地下に店舗があります。平日の昼下がり、ランチタイムは外す。しかし、ご常連のサラリーマンで一杯。帳場のお女将さんや花番さんの対応が、気働きしている。一言一言の声かけが素晴らしい。
サッポロ黒ラベル(中瓶)、菊正宗 ぬる燗 しっかり正一号、お通し 柿の種 、夜のメニュー(酒の肴)にランチメニューから変わる。時間をズラして正解。刺身や天ぬき、くりから焼き、銀杏、たたみ鰯などなどが加わる。
天ぬき:そびえ立つ海老の大振りの天麩羅が印象的。茄子、隠元豆、かぼちゃ、さつま芋、海苔(半分、衣をつけて揚げて、半分は海苔のまま)。この海苔で磯の香が漂う。柚子の香りが効いている。熱々で火傷しそうなので、ふうふうしながら食べる。身体がポカポカと暖かくなってきた。着てきたジャンパーを脱ぐ。レンゲで天麩羅の衣が溶けた汁が旨し、好きだな。
くりから焼き:鰻の腹身を螺旋状に串に巻き付け、鰻の独特の蒲焼のたれで焼き上げ、表面はかりかり、中はしっとりとしていている。とても上手に焼かれている。山椒を薬味にして頂く。 冷たいものは「寒」、温かいものは「土用」と仕分けてる。丼も甘味もつまみも豊富。
蕎麦に移る前に、冷たいお水が出てくる。凄く気が利いていると感じる。
あつもり:もりそばに熱い湯を湯通して供するもの也。初めて食べる。楽しみだ。蕎麦も熱く、蕎麦汁も熱くして頂く。「あつもりそば」から香りが立ち登ってくる。新そばだから余計である。箸で手繰っていると、ふんわりと先程の香りが漂う。腰はいまいちかな?歯触りや喉越しは、慣れないせいか、もったり感をおぼえる。蕎麦汁は辛めなのに、量が多い。出汁も効いて美味しい蕎麦汁です。
薬味は葱の本山葵。
女将さんに勧められて、食べ比べをすることにした。
次に、冷たい普通のせいろを『半量』貰う。何時も食べ慣れているせいか、冷たく腰も強く感じる。しゃきとしている。しかし、香りは断然にあつもりに軍配が上がる。食べ比べてこそ分かる、「蕎麦」の違い。
蕎麦湯は昼の最後のせいか、どろっとしている。
15時中休みのぎりぎり迄、蕎麦を楽しんだ。ご馳走様でした。
店名 | 茅場町 長寿庵(日本橋) |
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電話番号 | 03-3666-1971 |
住所 | 東京都中央区日本橋茅場町1-9-4B1 |
アクセス | 東京メトロ 日比谷線 東西線 5番6番出入り口前 |
営業時間 | 11:00-20:00 中休み 15:00-17:00 |
定休日 | 日祝 |
平均的な予算(昼) | 1.000円-2.000円 |
平均的な予算(夜) | 1.000円-2.000円アルコールで、予算は変わります。 |
予約 | 可 |
クレジットカード | 可 |
個室 | 有り |
席数 | 60席 |
駐車場 | 近所の時間貸し駐車場をご利用ください |
禁煙 | 分煙 |
アルコール | 豊富 |
ホームページ | http://r.gnavi.co.jp/g2130001/www.kibati-kai-net |