平日の昼下がり、外に20-30人並んでいた。30分ほど待ちました。
再開後、初訪問です。建て替えをしたので、外装は変わったが、設えや雰囲気や風情は変わらない。お女将さんの通し言葉も相変わらず清んで通る声で、まるでお謡を語っているようだ。この符丁を聞いているだけで、お蕎麦屋さんにいての幸せを感じる。そして、蕎麦前のつまみになる。お江戸の世界にタイムスリップした様だ。
独り手酌で、気だるい昼下がりを楽しむ。恵比寿ビール大瓶、菊正宗 ぬる燗、お通し ねりみそ、辛味の効いた酒のつまみに最適。
かまぼこ:小田原産の美味しい蒲鉾です。ほんのりと甘くプリッとした食感がいいね。大きな切り身を三分割してあり、食べ易いように配慮されている。山葵は本山葵でキリッとしている。
芝海老たっぷりのかき揚げ。丸くて厚いかき揚げに天かすを上に盛り付けてある。天汁に大根おろしを薬味で溶いて、頂くが、胡麻油のてんぷらのマッチングが良くて、天汁をたっぷりと吸った天かすが抜群!かき揚げの外側はカリカリ感が残り、天つゆに付けても食感がいい。
カウンター席に陣取り、外を眺めながら、店の外側に竹が植えてあるのを見つけた。この竹が成長したら、まさに「藪」の中のお蕎麦屋さんになるのでしょう。
お蕎麦は「せいろうそば」にしよう。長四角いせいろに綺麗なお蕎麦が出る。待ってました!とばかりにせいろうそばに箸を走らせる。美味い美味い、これぞ、待ち焦がれていた「かんだやぶそば」さんのお蕎麦です。変わらない。素晴らしい。薬味は葱と山葵です。せいろも変わりませんでした。独特なカーブの笊です。
蕎麦湯も奇をてらわない、お蕎麦を茹でたままの蕎麦湯でした。
お見送りの言葉は「ありがとう存じます」気分いいね。ご馳走様でした。
店名 | かんだやぶそば(神田) |
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電話番号 | 03-3251-0287 |
住所 | 東京都千代田区神田淡路町2-10 |
アクセス | 東京メトロ 丸の内線『淡路町』駅 A3出口 徒歩2分 |
営業時間 | 11:30-20:30(LO) |
定休日 | 水曜日 |
平均的な予算(昼) | 1.000円-2.000円 |
平均的な予算(夜) | 3.000円-4.000円 アルコール含む |
予約 | 可 但し、2階席20席 コース料理 |
クレジットカード | 可 |
個室 | 有り |
席数 | 1階77席 2階 20席 |
駐車場 | 近隣の時間貸し駐車場をご利用下さい |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | 豊富 ビールは恵比寿ビール、日本酒は菊正宗 |
ホームページ | http://www.yabusoba.net |