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ごっつお館 なかじま屋(富山県

石臼挽き自家製粉の店、石臼の目立てを自ら行う
レポート提出者:ソバスキン(som)さん

002toga.JPG利賀村には、仕事のなくなる冬に、ご近所同士が集まって酒を酌み交わし温かい蕎麦を食べる習慣があった。この「そば会」での、ぼそぼそと切れる十割そばが利賀そばの原点とされるが、今は技術も進んだ。この伝統を受け継いでごっつお館なかじま屋を営む中島信隆さんは、気楽に立ち寄って蕎麦を楽しんでほしいと考えている。

なかじま屋は大きな広場に面しているので車の置き場には全く困らない。お店の玄関に向かっていくと、写真付きでお品書きが掲示されていた。食べたいものをそこで選ぶことができる。

ごっつお館の玄関に入っていくと、正面の板張り廊下に椅子と机の席ができていた。以前にはなかったものだが、高齢社会に対応したものか。廊下伝いに奥に向かうと和室大広間があり、座卓と座布団の席がメイン会場だ。 

座卓の席に腰を下ろすと、そば茶に続いてざるそばが届けられた。ざるそばは、見た目、切り揃っていてとてもうまそうだ。まずはそのままの麺を味わってみた。麺は少し硬めで長いそばだった。歯応えのある蕎麦を噛んでいると、徐々にうま味が口の中に広がってきた。005togazaru.JPG

次にそばつゆを嘗めてみた。濃い味なので、どっぷりつける必要はなかった。そばの太さとつゆの濃さがよく合っていた。のどごしを楽しむというよりは、ゆっくり噛んで味わいながら食べる蕎麦だった。そば湯もおいしかった。

そば茶プリンも蕎麦の後に味わえるが、『おまかせ天ぷらそば そば茶プリンつき』(1300円)がお得メニューではないかと思った。

店の奥1階に石臼挽き製粉所があり、2階はそば打ち体験施設になっている。

店名ごっつお館 なかじま屋
電話番号0763-68-2035
住所富山県南砺市利賀村坂上1193番地
アクセス東海北陸自動車道五箇山I.C.から車で約40分
営業時間昼 10:30〜17:00(10名以上の団体は予約が必要)夜 予約のみ
定休日水曜日  ※冬期間(12月~4月)は不定休
平均的な予算(昼)1000円~1300円  
平均的な予算(夜)4000円~5000円
予約
クレジットカード不可
個室
席数50席
駐車場
禁煙禁煙
アルコール有、日本酒・ビール
ホームページhttp://soba-nakajimaya.com/
36.4213961,137.0043012

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