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くまの庵(和歌山県

達磨グループ本州最南端の店 くまの庵
レポート提出者:たけひでさん

達磨グループの額(一部).JPG岡山から、伊勢神宮、熊野三山と紀伊半島一周の世界遺産めぐりの旅に出かけました。超有名観光地めぐりなので、そば屋はゾロゾロと思いきやネットで調べても伊勢市には数店あるものの、昼食予定の熊野速玉神社の周辺には、そば屋はない。やっとのこと探して「くまの庵」を見つけました。

くまの庵は、新宮市の海岸から少し入った太平洋を一望できる見晴らしのいい斜面の中腹にありますが、3.5m程度の道が1本あるだけでよく調べて行かないと自力では、少し迷うような場所でした。

窓からの風景.JPG私も犬の散歩中の女性に聞いてたどり着いた訳ですが、地元では有名らしく、女性はニコニコとすぐに店の場所教えてくれました。

事前に調べて行った訳ではありませんが、店主は高橋邦弘の達磨一門ということで、一門の手ぬぐいを額に入れて掛けてありました。

料理は、冷たいそば、温かい蕎麦、卵焼き、蕎麦みそにいなりがある程度で、食堂メニューはありません。

盛りそば.JPGそばは、もりそば、鴨南蛮とめいめいに食べたいそばを注文しました。私が食べたもりそばは、噛んでいると蕎麦の味がしっかり出てきて、わずかに癖のある甘みから蕎麦粉は常陸秋蕎麦と感じさせてくれましたが、少し何かおかしいと思って後で聞くと、常陸秋蕎麦に北海道産を混ぜているとのことでした。色々な店を食べに行きますが、食べるとそばの品種がハッキリとわかる麺はめったにありません。麺も一流ながら、そば粉の味をしっかり引き出している店はざらにはないと思います。

鴨南蛮も家族にも非常に好評で満足してくれ、無理やり迂回して行った甲斐がありました。私にとっては、片山虎之介氏が旨いというより、家族が旨いと言うことが大問題なんです。(大奥のお仕置きが怖い訳はありませんが・・・)

もりそばアップ.JPG麺の写真からは、端正に切りそろえられたコシのありそうな麺といったような解説が付けられそうですが、粉の選択から製麺、茹でまでの工程とつゆとのバランスのよさは私の写真技術では表現できません。いい食味体験をしました。

熊野三山に行く機会があったらぜひ寄って下さい。

店名くまの庵
電話番号0735-21-2870
住所新宮市新宮3765-2
アクセスJR新宮駅[出口]から徒歩約27分 又はタクシー10分程度
営業時間AM 11:00 ~ PM 2:00 PM 5:00 ~ PM 7:30
定休日毎週 水曜日
平均的な予算(昼)1000円
平均的な予算(夜)不明
予約
クレジットカード不可
個室あり(10名程度の座敷)
席数椅子16 座敷10名程度
駐車場有 5~6台
禁煙禁煙
アルコール有 ビール各種 日本酒(熊野三山、四季桜)
ホームページhttp://www.kumanoan.jp/index.html
33.7125423,135.98428360000003

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