店は花の都、フランス、パリ、オペラ座があるパリ中心にあります。この付近は寿司、ラーメンの店など日本食も多く見受けられました。
店名の「更」はフランス語で蕎麦をSarrasinということから由来しているとの説明でした。店の前(パリ市内は路上駐車が多い)は路上駐車が多く店の全景がうまく写せません。店の中に入ると厨房が見えるカウンターと背の高いテーブル席があります。1階全部で20席ぐらい。シンプルだけどパリらしいお洒落な内装の店です。地下にもテーブル席が別途16席ぐらいありました。
蕎麦は日本から玄蕎麦を取り寄せて、石臼で挽いたそば粉を手打ちしている本格的な蕎麦です。フランスの水の性質で二八では切れやすいので蕎麦粉7割、割り粉3割にしている。蕎麦前に玉子焼き(8€)、ちくわの磯部揚げ(8€)、砂肝コンフィ(7€)をつまみにしてグラスでビール一杯(5€)と日本酒:久保田(9€)を頂きました。つまみも酒もおいしく堪能しました。蕎麦前を楽しんでいる時、そばをテイクアウトしているのをみかけて驚きました。
「もりそば」を注文すると直ぐに竹のざるに乗ったそばと薬味(ねぎと山葵)が出されました。のりはトッピングで注文しました。もりそば:10€、のり:1€です。麺は細くきれいで喉越しもよく美味しい味でした。汁はやや甘めでたっぷり量がありました。蕎麦湯は白い陶器の器で出されましたが、やや褐色がかっていました。原因は水のせいらしいとの説明でした。
料金は日本円に換算すると高く感じますが、物価の高いパリの相場ではリーズナブルだと思います。
お店の人は素人の質問に誠意をもって説明して頂きました。パリで本格的な手打ちそばが広がることを期待できる店でした。
店名 | 更(さら)(パリ) |
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電話番号 | 01 42 60 63 65 |
住所 | 8 rue de Ventadour 75001 Paris |
アクセス | メトロOpera駅から徒歩9分ぐらい |
営業時間 | 12:00~14:30 18:30~22:00 |
定休日 | 日曜 |
平均的な予算(昼) | 蕎麦だけなら10~20€ |
平均的な予算(夜) | 蕎麦前有だと30~40€ |
予約 | 不可 |
クレジットカード | 可 |
個室 | 無 |
席数 | 約35~40席 |
駐車場 | 無 |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | 有 |
ホームページ | なし |