一番町通りの路地裏にあるお店。旧名「せん」。昭和2年創業で現在は4代目の若い店主。古い座敷に歴史を感じながら少し小さめの座卓に座る。壁に飾っている手拭のデザインが興味を引く。狭いながらも落ち着く空間である。
だしとろろそばを注文。トッピングで納豆と玉子を追加。だしとは、山形の郷土料理でキュウリ、ナス、ミョウガ、オクラ、シソ等の野菜を細かく刻んだもので家庭によって入れる食材が異なる。冷たいそばにもよく合うが、とろろとだしもよく合う組み合わせだ。出汁の利いた美味しい汁にだしを入れて食べる「だしとろろそば」は、絶妙な組み合わせである。
さらにつなぎに山芋を使った九割蕎麦。つるりとしたのど越しと少し柔らかくふわっとした食感は、山芋のなせる業である。しかし、このお店の特徴は、何と言っても付け汁にあると思う。
見た目は薄くあっさりした味のように思えるが、食べてみると出汁がよく効いた奥の深い味わいがある。鰹節や醤油の主張がなくバランスのよい味わいは、今までに食べたことのない美味しいつけ汁だ。
芋千寄席を開催している。スタッフの一人が、何と落語家の一面をもつという。若い店主とスタッフの明るさがお店の和む雰囲気を醸し出している。
店名 | imosen(仙台市) |
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電話番号 | 022-223-1538 |
住所 | 宮城県仙台市青葉区一番町4-5-11 |
アクセス | 仙台市地下鉄 勾当台公園駅から徒歩5分 |
営業時間 | 11:00~14:30 17:00~20:00 土・祝日11:00~14:30 |
定休日 | 日曜日 |
平均的な予算(昼) | 1000円 |
平均的な予算(夜) | 3000円 |
予約 | 可 |
クレジットカード | 不可 |
個室 | なし |
席数 | 12席 |
駐車場 | なし |
禁煙 | 時間帯禁煙 |
アルコール | あり |
ホームページ | なし |
38.2637683,140.87110299999995