以前から訪れてみようと思っていた話題の王滝グループのお店です。駅そばや街の立ち食いそば店の価格にちょっと上乗せして、自家製粉・自家製麺がテーブルやカウンターに坐って食べることができるのです。当然手打ちではありませんが、普通盛も大盛も同じ価格です。
挽きたて、打ちたて、茹でたてで、信州・国産100%といううたい文句で、うどんの丸亀製麺のようなセルフサービス型で蕎麦を提供しています。店に入ると、正面に30袋位の木曽産の玄そばの袋が積んであります。
配膳カウンターの前で、注文したい蕎麦で色分けしてあるの丸い札をお盆に乗せて前に進むと、それを見た蕎麦を盛りつけ専門の女性が、後ろの男性に大盛りか普通盛りかを告げると、蕎麦を計って、茹で始めます。茹でた蕎麦を前の女性のシンクに入れると、その女性が蕎麦をざるに盛りつけてお盆に乗せてくれます。さらに進み、天ぷらの単品を好みで選んでレジ前に進み、代金を支払うというシステムですが、その間の合計所要時間が約5から6分で、空いたテーブルかカウンターに坐って食べ始めるまでに10分掛かるか掛からないかという回転の良さです。
私は肉つけ汁の大盛りを注文しました。蕎麦は香りや風味はありませんが、細目で、ちょっと甘めのつけ汁でスルスルと食べられます。六対四か、五対五くらいの蕎麦だと思いますが、一人のサラリーマンや運転手をはじめ、老夫婦、女性の親子三代等々、カウンターの前には、様々な客が15人くらい並んでいました。
お昼を簡単に安く蕎麦で済ませることができる。誰でも気兼ねなく入って蕎麦を注文できる。機械的に短時間で回転良く安価な蕎麦を提供するというやり方ですが、待つのが当たり前のような手打ち蕎麦店も、この効率の良さは勉強しなければとつくづく思いました。お腹も結構いっぱいになりました。こういう形の蕎麦の需要もあるのだと、再確認した一日でした。
店名 | そば処 小木曽製粉所 安曇野店(安曇野市) |
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電話番号 | 0263-71-2288 |
住所 | 長野県安曇野市豊科南穂高133-1 |
アクセス | 安曇野ICを出て直進、最初の信号を過ぎて300m右側 |
営業時間 | 11:00から15:00 売り切れ次第閉店 |
定休日 | なし |
平均的な予算(昼) | ¥600 |
平均的な予算(夜) | |
予約 | なし |
クレジットカード | 不可 |
個室 | なし |
席数 | 65席 |
駐車場 | 30台 |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | なし |
ホームページ | あり |