美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

こちらは、長野駅から少し離れた住宅街にあるのですが、いつも駐車場には県外ナンバーの車がずらりと並ぶ繁盛店です。開店直後にもかかわらず、お客さんが沢山いましたが、ギリギリで待つことなく入店が出来ました。 

　今回は、4月下旬で山菜の季節でもあるため、地物山菜天ざる蕎麦の中盛を注文することにしました。ちなみに中盛は普通盛りの２倍程度の量があると思います。 

　まず、お蕎麦ですが色は黒っぽく殻の粒々も見えます。口に運ぶと蕎麦の香りは強く、また、噛むと強い弾力があります。蕎麦の表面はつるつるしていて、のど越しも非常に良いです。なお、お蕎麦の味をお塩でも楽しめる様に小皿に塩が盛られています。

　そば汁は、鰹だしの香りはしっかりしていて、かえしは甘すぎず、辛すぎずな絶妙な味だと思います。 

　地物山菜の天ぷらは、旬のたらの芽や、コシアブラなどが温かい天汁でいただけます。蕎麦汁と天汁が分かれているのがうれしいところです。 

　最後に蕎麦湯ですが、濃厚でトロトロしており、味わいも深く、それだけでも買って帰りたくなるほどの美味しさです。 

　わが家では、長野旅行の際に必ず立ち寄るお気に入り店のレポートでした。