店は旧軽井沢銀座通りから聖パウロカトリック教会につながる教会通りの途中にあります。店は軽井沢のグルメガイドブックには記載されていません。地元の観光ガイドさんに教えて頂き訪ねました。
紫色の寒ざらしそば、十割そばの看板が目につきます。2階建ての木造建屋で屋外にテラスもあります。今回2階は営業に使われていませんでした。2階に蕎麦を打つ場所があるとの説明でした。
1階は屋内に30席ぐらいテーブル席があり外にテラス席が10席ぐらいあります。テラス席はペット同伴可になっています。食事の場所で珍しいと思いましたが軽井沢ではペット同伴可能な店が時々見受けられました。
早速気になっていた「寒ざらしそば」についてお店の方に聞きました。地元の蕎麦を厳冬の1月頃2週間仕込み樽に入れ、流水に浸しその後寒風でさらして乾燥させるので「寒ざらし」と称するとの説明でした。手間がかかるので普通の蕎麦より値段は高くなることを納得しました。
もちろん「寒ざらしそば」を注文しました(¥1,300)。蕎麦は皿の上にざるを置きその上に盛られています。薬味は大根おろし、葱、山葵がついてきました。食べ方について説明書も置いてありましたが説明してくれました。
テーブルに置いてある四角いガラスの入れ物にピンク色をしたヒマラヤ岩塩が入っています。少し皿の端に寄せて岩塩を掛けて食べる、次に更に山葵を付けて食べる。後普通に汁につけて食べる。この後自分が気に入った食べ方をするとの説明でした。
見た目は田舎風ですが細見の蕎麦です。先ずはいつも通りそばをそのまま食べました。十割の手打ちそばですが、ぼそぼそしない喉越しも良く、もちもちとした食感の蕎麦です。説明を受けた食べ方に挑戦しました。先ず皿の端に寄せた蕎麦に岩塩を振り掛けて食べてみました。蕎麦の甘味が引き出され美味しい、次に岩塩を振った蕎麦に山葵をつけて食べました、不思議と相性が良く美味しい。
汁はカツオ風味が効いたやや薄味でした。「寒ざらしそば」の風味とうまみを考慮した汁でした。どちらの味も捨てがたく、蕎麦は結局、岩塩で半分、汁で半分食べました。
手打ちなので閉店が早く15時30分ごろです。繁忙期は前日の夜から打つ時もあるそうです。今回は話を聞くために開店早々に伺ったので蕎麦前は無です。酒もメニューにありましたが、蕎麦だけで十分堪能できる良い店でした。
店名 | 大禅(軽井沢町) |
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電話番号 | 0267-42-3344 |
住所 | 長野県北佐久群軽井沢町軽井沢605-7 |
アクセス | JR軽井沢駅からバス停旧軽井沢下車旧軽井沢銀座 |
営業時間 | 11:00~15:30 |
定休日 | 不定休 |
平均的な予算(昼) | 1000~2000円 |
平均的な予算(夜) | |
予約 | 未確認 |
クレジットカード | 不明 |
個室 | なし |
席数 | 1階テーブル席と屋外テラスの席(2階もあるが今回は利用不可でした) |
駐車場 | 無 |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | 有 |
ホームページ | karuizawadaizenn.web.fc2.com |